準備なしの就活面接でもこれだけはやっておきたい3つのポイント
万全の準備をしていざ面接!というとき、悩み事や上司からの叱責で落ち込んでいる状態になり、面接で本気を出せなかった、という経験はないでしょうか。
営業成績があがらず、上司から詰められているときの転職活動はしんどいものです。
人は見た目が9割、という言葉がありますが、自信がなさそうに背筋が曲がっていたり、小声でぼそぼそと話してしまっては、印象が悪くなってしまうもの。
面接には上機嫌で臨みたいですよね。
転職を成功させるための印象アップ術を身につけて、面接官に好印象を与えられるようにしましょう!
【この記事を読むメリット 】
- 前向きに面接に臨めるようになる
- 面接官の印象が良くなる
能力が高くて準備が万全でも、最後は面接官の印象が決定打。
それでは今回のコンテンツです。
就活で一番大事なこと
就活で一番大事なことは間違いなく「面接官に評価されること」です。
「面接」という言葉ををイメージすると、
- 人がしていない経験をしている
- 珍しい資格を持っている
- 高いスキルを持っている
など、優れたポテンシャルがあることを求められているような印象があります。
また、
- 企業選び
- 自己分析
- 想定問答集
など、事前の準備がすべてという風潮もあると思います。
しかし、能力・経験・準備などはお膳立てでしかなく、最後は面接官の印象がすべてです。
どんなに優秀な希望者が来ても、清潔感がなく言葉遣いも変、失礼な人であれば採用をためらうでしょう。
面接も最後は人の判断となるため、印象はとても大事になります。
準備なしで面接に向かうときの心がけ
転職活動がうまくいかず、内定がなかなか出ない状態では、声も小さくなって自信がなさそうに見えたり、変に力が入りすぎてしまったりすることもあるのではないでしょうか。
想定していなかった質問に、回答に詰まってしまうこともあるかと思います。
このような状態にならないように、対策を打っておく必要があります。
- 現職の調子のいい時に面接に挑む
- 先に転職した元同僚の話をきいてモチベーションUP
- 自信を持って自分の考えを言う
1つずつ見ていきましょう。
1.現職の調子のいい時に面接に挑む
現職で調子のいい時に面接に臨むことはおすすめです。
前章でも述べた通り、面接官も印象で希望者を評価します。
自信満々に「現職では営業成績が常に上位でした!」という人と、小声でうつむきながら同じことを言う人では、前者の方を選びますよね。
総じて、現職でうまくいっているときは、仕事をすることが楽しくなっていることが多いので、面接官にとってそのオーラがプラスに伝わります。
現職での成功の勢いに乗って面接を受けると、面接官と話が盛り上がり、また心に余裕を持って面接に臨めるというメリットもあります。
心のどこかに不安があるとそれが表情に出てしまいます。現職の不安ごとを片付けて、波に乗っているタイミングで面接に入れるように調整しましょう。
現職で調子が出てきたらどうする
転職活動を始めると、現職の仕事に対していい意味でリラックスして臨むことができ、成果が上がり始めることがあります。
- 内定が出たとたんに現職の仕事で成果が出る
- 現職でうまくいくようになってきたら転職にもリズムが出てきた
今の仕事も転職も、行動を起こしているのは自分なので、調子が出てくるとどちらにも影響が出るものです。
現職を選ぶか、転職を選ぶか。悩むところですが、長期的に自分の人生が豊かになるのがどちらかで考えるのが一番です。
▽転職をするか悩むなら
転職をすると働き方や社風・顧客・同僚すべてが変わってしまうため、瞬間的に大きなエネルギーを使うことになります。
慣れるまでは残業が多くなったり、思うように成果を出せない時期を経験することもあります。
しかし、その先に自分の望む生活があるなら、一時の負荷を覚悟してその先に進むべきです。ぜひ、人生という長いスパンで見たときに、自分がどちらで生きていくべきか、考えてみていただけるとよいかと思います。
人生長期戦。いっときの感情で間違わぬよう。
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2.先輩の話をきいてモチベーションUP
自分より先に転職をした同僚と会うことは、モチベーションアップになります。
理由は2つです。
- 同じ会社から転職する場合のアピールポイントや候補企業をきける
- 「転職したら人生バラ色トーク」がきける
同じ会社から転職した同僚の話は参考になります。
なぜなら、「この業界(企業)で、このスキルを持っている人はここに行ける」というモデルになるからです。
エージェントから内定者実例をもらったことがある方もいらっしゃるかもしれませんが、それ以上に、身近にモデルがいるため面接の想定回答・評価された点に加え、転職後の印象まできけるので、モチベーションが大きくアップします。
「私の会社からでも、こんな会社に行けるんだ!」という希望を持てるということですね。
また、転職を終えた人の多くは「お前も早く転職しなって、こっちはいいぜ」というポジショントークをしてきます。
隣の芝生は青く見えるものですが、「私もやってやろう」という気にはなるものです。
熱意を伝えよう。
3.自信を持って自分の考えを言う
自信をもってハキハキ会話をすることは、言うまでもなく大切です。
回答がすぐ答えられる質問についてはどんどん回答をしていきましょう。
仮に予想していなかった質問がきた時、あなただったらどうするでしょうか。
よい対処方法を考えてみましょう。
まず、面接官は「正解」を期待している可能性は低いと言えます。
面接対策をしていたにも関わらず、うまく回答ができないということは、ケース面接でもない限りは「正解がないもの」だと思って大丈夫です。
例えば、個人の好みや考え方、志向を問うものなどです。
それらの答えのない質問に対して、こちらが委縮してしまうと「ストレス耐性が低い」「キャパシティが小さい」という印象を持たれてしまう可能性があります。
そのため、このような質問に対してもよくわからなくても堂々と回答することが正解となります。
「人は見た目が9割」という書籍がありましたが、発言の内容と同じ、あるいはそれ以上に見た目が大事になってきます。
「回答の的確さ」と「見た目の印象」は掛け算なので、回答の的確さで点を稼げない以上は見た目の印象で点を稼ぎましょう!
どちらにしても回答ができないなら自信で勝負!
モチベーションをアゲて面接に臨もう
今回のまとめです。
- 面接では、回答内容と同じくらいに見た目の印象が大事
- 現職で波に乗れているタイミングが転職の好機
- 転職は長期の目線で決断しよう
- 転職済の元同僚に会おう
企業の採用面接というと、スキルや経験が重要視されると思われるかと思いますが、最後は人が判断するものです。印象を大事にしましょう。
また、スキル・経験が同じ候補者がいた場合、間違いなく最後は印象で決まります。
差別化の1要素として、印象があることも意識しておくと、間違いなく転職を有利に進められます。
▽面接できかれる「やりたいこと」を見つける方法
▽自己分析次第でキャリアアップも?
【昇進・昇格も狙える】転職で成功するための自己分析のポイント
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▽勢いで転職する前に