同じミスを繰り返す、成長が止まる人と一番優秀と言われる伸びる人の違い【同期で差が出る】
同期入社でスキルに大きな差はない。心がけの差で大差がつきます。
同じ環境にいても、どんどん新しいことを覚えて成長していく人と、ずっと同じミスを繰り返す人がいます。
同じような学歴を持っていて、同じような会社に勤めているにも関わらず差が出てくると、評価にも影響が。
年齢が近い・部署が同じなど、条件が似ているほど比較されてしまうもの。
できるならば「優秀な方」と思われたいものです。
成長が止まる人と伸びる人の違いを知り、勝ち組になりましょう。
【この記事を読むメリット 】
- 人より成長するための心構えがわかる
- 同期より優秀になれる
それでは今回のコンテンツです。
同じミスを繰り返す・成長が止まる原因
同期で入社式に参加したとき、そこには大きな差はなかったはずです。
中にはTOEIC900点や学生起業の経験者などがおり、フライングスタートを切っていたかもしれませんが、大部分はどんぐりの背比べ。大差がつくようなものではなかったでしょう。
ではなぜ差がついてしまったのか。
成長率が違うためです。
伸びる人は成長率が高い
入社時にはほぼ横並びだった同期に、なぜ差ができてしまうのか。
その理由は成長率です。 ここで差が出ることになります。
- 入社時に80の能力があった人が、毎年20%成長する
- 入社時に50の能力があった人が、毎年50%成長する
上記の場合をシミュレーションすると、4年目に逆転が起こり、それ以降は差が広がっていくことになります。
大して差のない学生時代の経験より、社会人になってからどれだけ成長していけるかの方が、より重要になっているのです。
優秀を言われるための3つの行動
もともと勉強が得意な人・不得意な人はあるかと思いますが、仕事においては「取り組み方」がより大事になります。
【学生時代】
- 留年がかかっている状況の中
- 一律同じ情報(授業・講義)を与えられてテストされる
【社会人】
- (ほとんど)クビの恐れがない中
- 所属部署・担当業務が違う状況で、その成果が評価される
学生時代は皆が同じインプットを与えられ、ほぼ強制的に勉強(成長)に取り組んでいたのに対し、社会人はほぼ強要されない状況下で個々の経験を評価されるのです。
その前提をもとに、成長するための考え方を見ていきましょう。
- 周囲に関心を持つ
- 自分が責任をとるつもりで取り組む
- 推進する立場で考える
周りに「成長している人」どれだけいますか?
違い1.周囲に関心を持つ
先に述べたように、社会人になるとみんなが同じ情報・経験を得るのではなく、 個々に異なる体験をすることになります。
営業の経験を積む同期もいれば、システム・総務・事務管理の経験をする人もおり、それぞれ違うスキルが身につくことなるでしょう。
そのまま与えられた役割のみをこなしていくと、「営業しかできない」「事務しかできない」人になってしまいます。
【周囲に関心を持つべき理由】
- キャリアの選択肢が狭まる
- 成長の限界がきてしまう
一緒に仕事をしているメンバーで、自分と違うスキルを持っている人がいる場合、積極的にコンタクトをとり話を聴くようにしてみると、これまでになかった情報が得られるかもしれません。
小さくても新しい挑戦を
また、エクセルで表を作成するときに、簡単な数式(関数)やマクロを使ってみるというチャレンジも大きな成長をもたらします。
今自分がレベル0、未経験の領域であれば、少し経験値を獲得するだけですぐにレベルが上がります。
これまでに取り組んでいた領域で「成長が遅くなってきたな」と感じたら、新しい領域に少し手を出してみましょう。
▽成長は非定型の作業から
他領域の知識を身につければ、本業へも活かせる。
違い2.自分が責任をとるつもりで取り組む
先ほどの内容は「横方向」に幅広く成長を求めるやり方であるのに対し、こちらは深掘りする方法です。
学校では、単位をとれないと卒業できないという足切り制度があったため、仕方なくテストの勉強をしてきましたが、会社はそうそうクビにはなりません。
そこで問題となるのは、成長への強制力がないことです。
学校では、留年を恐怖の強制力として勉強(成長)を強いられていましたが、いざ社会に出ると案外クビの強制力はないものです。
怒られながらも最低限の仕事をこなしていれば、成長せずとも生きていけるのが社会人。学生のときと同じ受け身の姿勢では学ぶモチベーションは起こりづらく、自分から積極的に取り組む必要があります。
自分で責任をとるつもりで、今の仕事に取り組んでみましょう。
- 一歩先を考える先見性
- メンバーの成果物をチェックするレビュー力
- 関係者との調整力
- トラブル時のリカバリー検討 など
役職が付く前からマネジメントレベルの観点を養えることで、圧倒的に同期を出し抜けます。そして、「自分が最後の砦」という自覚は、同じミスを繰り替えすような失敗を防ぐことに繋がります。
部課長でも特別なスキルはない場合が多い。最後自分がやり遂げるという想いが大事。
違い3.推進する立場で考える
よく「ダメな人はできない理由を考える。優秀なひとはできる方法を考える。」と言いますが、成長に関しても同じことが言えます。
無理な理由を考えるのは簡単ですが、どうすれば進められるのかを検討することは難しいからです。人は基本的に強制されなければ、自分から難しいことに取り組もうとはしません。
そのため自分が推進する立場で考える癖を付けられれば、どんな仕事をしていても成長することができます。
成果を出す人は前進できる人。できる方法を考えるべし。
同期の差はマインド次第で大きくなる
同じ仕事をしていても、取り組み方次第で成長度合いが異なります。
自分の成長を実感できれば、また積極的に成長を求めるようになるもの。
3つのポイントを意識して取り組んでみてはいかがでしょうか。
スタート地点が低く、損をした人は転職で追いつくことも
新卒や若手の頃の能力ではスタート地点は低く、希望する会社に入社できなかった場合でも、その後の成長で十分に活躍できる能力が身についている人は大勢います。
人事評価が年1回・出世コースのメンバーが決まってしまっているなどの縛りがあり、社内で評価の後れを取り戻すのが難しい場合、転職をすることで希望する役職やレベルの高い仕事を任せてもらえることもあります。
【昇進・昇格も狙える】転職で成功するための自己分析のポイント