地頭の良いと言われる子・人の特徴と鍛え方とは
これからは暗記より地頭のよさが重要になります。
「頭が良い」「優秀」と言われる子がいます。
「礼儀正しい」や「 しつけが良い」とも異なる地頭の良さとはどのようなものでしょうか。また、どうすれば養えるものでしょうか。
今回は地頭の良い子の特徴と鍛え方についてご紹介します。
大人にも共通する内容が多くありますので、自分磨きをしたいビジネスマンの方にもご満足いただける内容になっています。
【この記事を読むメリット 】
- 「地頭のよさ」が理解できる
- 地頭のよい人の育て方がわかる
それでは今回のコンテンツです。
地頭が良いことはより重要になっていく
地頭がよいことはとても重要です。
これからは「記憶力による頭の良さ」の時代ではなく、「地頭の良さ」による時代になるためです。
近年流行の移り変わりは非常に早くなっていますが、その背景にはインターネットで様々な情報が広まりやすくなったという事情があります。
そのため、老若男女問わず必要な情報にすぐアクセスでき、調べてすぐわかることには価値がなくなってきています。
1185年に鎌倉幕府ができたことを覚えても価値はなく、その情報を活用できてはじめて価値があるのです。
その活用にあたり、重要になるのが「地頭の良さ」です。
地頭の良い子・人の特徴と鍛え方
では、地頭が良いとは具体的にどのようなことを指すのでしょうか。
- ×暗記 〇応用
- ×感情 〇理性
- ×雑然 〇切り分け
1つずつ見ていきましょう。
地頭の良さ1.×暗記 〇応用
1つ目は、先ほどの例でもご紹介したとおり、暗記詰め込み型ではなく、情報活用型であるということです。
大人になって分かるように、少し人より多く史実の年号を記憶していることや、難しい数式を知っていることはあまり価値がありません。
それよりは、どう調べれば情報が得られるかを知っている程度で、得られた情報を何に使えるかを考えられた方が頭が良いと言われるようになります。
「お勉強」の価値は低く、応用の価値は高くなります。
応用ができるようになるために
目的を持ってもらうことがポイントです。
何のために、今の勉強・作業をしているのかを意識してもらうことで、経験・知識の掛け算ができるようになっていきます。
目的のない暗記を続けて頭が堅くなってしまうのではなく、それがどのように活用できるのかを考える習慣をつけることで、これからの社会で力を発揮できるようになります
。
地頭の良さ2.×感情 〇理性
感情より理性で行動することは地頭の良さの1つです。
大人も同じですが、感情的になってしまうと理性を失います。
そのため、常に頭で考えて動くように習慣付けることが大切です。
理性で行動するために
理性で行動するためには、
感情的になった状態から、頭を使うようにすること
が効果的です。
自分が思うようにいかずに泣いてしまったとき、それが
- 誰のせいで起こったことなのか
- どうすればうまくいったのか
を考えてもらうようにすることで、感情の波に負けずに頭で考えられるようになります。
地頭の良さ3.×雑然 〇切り分け
切り分けができることも地頭の良さを決める大事な要因です。
例としては、物事を考えるときに「自分でできること」「できないこと」を切り分けられることなどを指します。
自分ではできないことに騒いでしまったり、自分の物ではないものを欲しがってしまっては、賢いとは言えません。
できること・できないこと、自分のもの・他人の物を切り分けられることが地頭の良さに繋がります。
切り分けができるようになるために
切り分けは、パターン分けをすることで感覚を養うことができます。
トップの画像を再掲します。
このとき、仲間外れは考え方によって変わります。
- 色で判断 ・・・ 緑
- 形で判断 ・・・ 三角
- 形で判断2・・・ 空洞なし
- 場所で判断・・・ 上段
このように、「こう考えればこう」という切り分けをしていくことで、物事の境をわけて考えられるようになっていきます。
▽サイコパスは切り分け上手
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▽コンサルファームには地頭の良い人が多い
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鍛え方を知って地頭の良さを身につける
これまで3つご紹介した内容には、大人でもできていないものがあります。
習得が難しいところはありますが、その分小さい頃から習慣になっていれば、確実に優秀と言われるような人になるでしょう。
自分の振る舞いも振り返りながら、地頭の良さを養ってみてはいかがでしょうか。
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大人でも地頭を鍛えることはとても大切です。