ポテンシャル採用とは。通用する年齢は何歳まで?
ポテンシャル採用は何歳までOK?
転職活動をしていると、「ポテンシャル採用」という言葉を目にすることが多くなってきました。
コンサルファームを始め、規模の大きな会社の求人で見られるこちらの採用はどのようなものなのでしょうか。
年齢について言及されているものもあるため、ポテンシャル採用の正体・年齢制限についてチェックしておきましょう。
【このページを読むメリット 】
- ポテンシャル採用の意味がわかる
- ポテンシャル採用の対象年齢がわかる
それでは今回のコンテンツです。
ポテンシャル採用とは
ポテンシャル採用とは、
ポテンシャル(potential)=潜在的な
という言葉が意味するように、転職希望者の潜在的な能力を評価して採用を行うものです。
通常、中途採用では
- 前職の経験
- 特定領域での知見
- 資格
- 有権者とのコネクション など
を評価して採用を行うのですが、ポテンシャル採用においてはその限りではなく、将来性を評価して採用を行います。
経験なしでも採用に至る可能性があるという意味では、未経験採用とも言えるでしょう。
ポテンシャル採用は「未経験採用」の別名でもある。
通用する年齢は何歳?
ポテンシャル採用=未経験採用とすると、やはりそこには年齢制限がありそうです。
未経験の人を採用する背景として、「今後成長して活躍してくれそう」という期待があります。
そのため、中堅と呼ばれる年齢で完全未経験では、ポテンシャル採用とはいえ内定獲得は難しいのです。
転職先に関係する仕事の経験・スキルがゼロの場合、多くは30歳前後から基準が厳しくなります。
転職をしていなければ、四大卒で社会人8年目ともなる時期に、武器を持たずに転職をすることはやはり厳しいと言えるでしょう。
中途ポテンシャル採用では新卒がライバル
ポテンシャル採用では、経験者転職とは異なり、採用のライバルが新卒の学生となります。
社会人経験はありながら、転職先での業務・知識はゼロとなるため、「能力が高い新卒」という位置づけになるわけです。
例として25歳の候補者をポテンシャル採用するか判断するシーンを見てみましょう。
採用をする企業は、
- これから3年間社内で育った新卒
- 25歳のポテンシャル採用社員
どちらがよいかを比較して採用の判断をします。
社内のルールや業界の知識のハンデを飛び越えて、活躍してくれることを期待しているため、年齢が上がるごとに、その期待値は高くなってしまうのです。
社内で育った新卒よりポテンシャルがあることを見せたい。
ポテンシャル採用で内定を勝ち取るには
年齢が高くなるとポテンシャル採用の難易度も上がってきますが、対策は難しくありません。
ライバルとなる、「自社に○○年勤めた新卒」より活躍できるイメージを持たせてあげるだけです。
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ポテンシャル採用を活用して内定を目指す
ポテンシャル採用をしている企業は、経験者が欲しいとまで言わないから、未経験者でも来てほしい!という熱量の高い企業と言えます。
年齢に気を取られすぎずに、熱意を上手に伝えて内定獲得を目指しましょう。
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