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【転職面接は楽勝】転職理由と志望動機は同じがいい!違いをなくして内定を獲得する方法

【転職面接は楽勝】転職理由と志望動機は同じがいい!違いをなくして内定を獲得する方法

 

転職理由と志望動機が一緒になってしまう。。というあなたに朗報。

 

転職の面接に向けて準備をしている時、転職理由と志望動機が同じになってしまうように感じることはないでしょうか。
それぞれが別の内容として書かれている本が多く、同じになってもよいものか、悩んでしまいます。

 

結論として転職理由と志望動機は同じでOKです。むしろ同じである方が、内定をとりやすいとも言えます。
転職理由と志望動機を含めた面接対策の戦略を確認して、面接に備えましょう!

 

筆者は4回の転職を経験していますが、20回以上面接を受けて落ちたのは1度。
その1回は 実務経験の不足が理由でお断りされたため、実質、準備不足で落ちたことはないと考えており、少しでも参考になれば幸いです。

 

【この記事を読むメリット 】

  • 面接に自信を持って臨むことができるようになる
  • 面接の準備の仕方がわかる

 

   

転職の面接に向けて準備すること

【転職面接は楽勝】転職理由と志望動機は同じがいい!違いをなくして内定を獲得する方法

 

この記事をご覧の方は、すでにインターネットで検索したり、エージェントに相談されて、対策を進めていらっしゃるかもしれません。
募集をしている企業が質問をする内容は、80%近くは共通のもので、万全の準備をしておけば問題ありません。

 

具体的には下記のような内容です。

 

  • 1分程度で自己紹介をお願いします
  • 今の会社を辞める理由は何ですか
  • 弊社の志望理由は何ですか
  • 弊社にどのようなイメージを持っていますか
  • 弊社でどのように働きたいですか
  • あなたの長所と短所を教えてください
  • 自己PRをお願いします
  • 何か質問はありますか

 

テーマはいつくもありますが、重要なポイントは1つ。誰が聞いても完璧な回答を準備することです。 
準備をしても面接でうまくいかないというパターンの失敗は、これができていないことが原因であることが多いです。

 

▽客観性の重要さはこちら

転職の面接が受からないときに見直すべきたった1つのこと

 

自分では「筋が通っている」「理論的」と思っている回答が、傍(はた)から見ると「理由になっていない」「脈絡がない」と思われてしまい、深く質問されることで回答ができなくなっていくパターンです。

 

では、具体的にはどのような対策をすればよいのでしょうか。

 

1つのストーリーをつくる

圧倒的におすすめの対処法は「ストーリーを作ること」です。
面接で話すテーマが全てひとつのつながりで説明できると、まったく隙のない面接になります。

 

転職理由と志望動機も同じストーリーがいい

想定質問の関連性を理解し、すべての筋を通すことで、客観的にも筋の通ったストーリーができ上り、面接に負けなくなるのです。
これは転職理由・志望動機についても同じことが言えます。

 

先ほどの想定質問集を再掲します。

 

質問内容
1分程度で自己紹介をお願いします
今の会社を辞める理由は何ですか
弊社の志望理由は何ですか
弊社にどのようなイメージを持っていますか
弊社でどのように働きたいですか
あなたの長所と短所を教えてください
弊社でどのように活躍できますか
自己PRをお願いします

何か質問はありますか

 

ここで、改めて関係を見ると、すべて内容が繋がっていることがわかります。

 

【Aブロック】

1.自己紹介
⇒6.長所/短所・8.自己PR
⇒7.貴社での貢献

 

【Bブロック】

2.今の会社を辞める理由
⇒4.貴社のイメージ
⇒3.貴社の志望理由
⇒ 5.貴社での働き方

 

【その他】

9.企業への質問

 

 

このブロックに分かれている中で、9.企業への質問以外の2ブロックで、スムーズに筋の通ったストーリーができていれば、内定は難しくありません

 

グループ 質問内容
A 1分程度で自己紹介をお願いします
B 今の会社を辞める理由は何ですか
B 弊社の志望理由は何ですか
B 弊社にどのようなイメージを持っていますか
B 弊社でどのように働きたいですか
A あなたの長所と短所を教えてください
A 弊社でどのように活躍できますか
A 自己PRをお願いします

- 何か質問はありますか

 

「一貫性のある話」はここから生まれる。

 

ストーリーサンプル

イメージを持ちやすくするために、私の初回の転職の例を掲載させていただきます。
住宅営業から金融システムエンジニアに転職した時のサンプルです。

 

ストーリーがつながっているものは、同じ色を付けています。

 

【Aブロック】

グループ 質問内容
A 1分程度で自己紹介をお願いします
A あなたの長所と短所を教えてください
A 弊社でどのように活躍できますか
A 自己PRをお願いします

 

1.自己紹介

私は住宅業界で4年間営業をしてきました。

その中で、プレゼン力や顧客との長期に渡る信頼構築力を身につけ、そして無形商材を提案し販売する経験をしてきました。

 

⇒6.長所/短所

長所は前職で身につけた折衝力です。顧客と関係を築きながらも、値引きには応じないことで企業の利益にも貢献してきました。

一方で、ITのスキルは身につけていないため、御社でエンジニアとして貢献するためにはキャッチアップ期間が必要となります。

 

⇒8.自己PR

(1.自己紹介と6.長所/短所ですでに終わっている)

 

⇒7.貴社での貢献

貴社では担当者が裁量をもって、クライアント個社ごとにサポートを担当するとうかがっておりますが、その体制の中で、私の信頼構築力は活かせると考えています。

また、新規の導入案件がある場合には、プレゼンスキルを活かして提案活動ができると考えております。

 

【Bブロック】

グループ 質問内容
B 今の会社を辞める理由は何ですか
B 弊社の志望理由は何ですか
B 弊社にどのようなイメージを持っていますか
B 弊社でどのように働きたいですか

 

2.今の会社を辞める理由

現職を辞める理由は2つです。1点は1件の契約に対して担当顧客による当たりはずれが大きく、運の要素が大きく安定して成果が出せない点。もう1点は、人口減少と戸建て離れで業界が先細りな点です。

 

⇒4.貴社のイメージ

貴社は安定して業績を伸ばしており、これからアベノミクスの影響で金融業界の景気が上向く中で将来性もあると考えています。

また、優秀な若手が活躍しているイメージがあります。

 

⇒ 3.貴社の志望理由

転職理由である「安定した成果」について、ITのスキルを身につけることで経験を積むほどに成果が出せると考えております。また、景気が上向いているため、業績もよく安心して長く働ける企業と感じております。

 

⇒ 5.貴社での働き方

未経験ではありますが、プレゼン力や折衝の経験を活かして、年齢を気にせずに顧客にサービスを提供していきたいと考えております。

 

 

客観的に見て筋が通っていれば面接は楽勝

一貫してほぼ同じことを言っているだけ、というご感想ではないでしょうか。
転職理由と志望動機も例外ではなく、同じストーリーの上に乗っています。

 

筋の通った回答ができれば、面接は一瞬で終わります

すべて同じストーリーの中で完結するためです。

 

面接官が違和感を感じると、深く突っ込みを受け、しどろもどろになってしまいますが、客観的に見ても流れるようなストーリーができていれば、突っ込む隙はありません。
関連性のある質問を分類して、筋の通る模擬回答を準備してみることはとてもオススメです。回答に詰まることもなくなるかと思います。

 

一度、想定回答を書き出してみると、自然なストーリーができているかが一目でわかるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

 

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