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30代で未経験転職を成功させるための戦略とは?

30代で未経験転職を成功させるための戦略とは?

 

未経験転職は人生の可能性を大きく広げる。

 

自分が今担当している職種に興味がなくなったり、業界の先行きに不安を感じたとき、未経験の領域に転職をしたくなることはないでしょうか。
「未経験の分野にチャレンジしたい!」「年収の高い業界に行きい!」というようなケースです。

  

実際に、職種や業界によって、大きくその待遇は異なります。
チャレンジをすることで、より良い環境を得られる可能性は十分にあります。

 

未経験転職を成功させる考え方を身につけて、明るい未来へ一歩踏み出しましょう。

 

【この記事を読むメリット 】

  • 未経験転職の戦い方がわかる

 

それでは今回のコンテンツです。

 

   

未経験転職に成功する「50%未経験転職」

未経験でもできる!転職を好条件で成功させる方法とは?

 

実は、成功しやすい未経験転職というものがあります。
1つは業界のみが未経験の場合、もう1つは職種のみが未経験の場合です。

 

例えば、同じ営業職のまま、不動産業界から医療業界に行くのが前者。
不動産業のまま営業から企画に行くのが後者です。

 

パターン 業界 職種
不動産⇒医療 営業
不動産 営業⇒企画

 

このどちらかのパターンの場合、転職が成功する可能性があります。
なぜなら、「100点ではないけれども、初めから50点はとれるレベルで活躍してくれる」と思われるためです。

 

先ほどの例でいくと、医療製品ののことは詳しくない(新業界)けれども、営業能力はある(職種継続)のであれば、追って医療の知識をつけることで活躍できると想定できます。
またもう1つのパターンでは、企画職は初経験(新職種)ながら、不動産の知識はあるので肌感覚は持っている(業種継続)ため、一定の貢献はできると考えられます。

 

業界・職種のうちのいずれかは経験があることで、キャリアチェンジがぐっとしやすくなるのです。

 

年収を気にしなければキャリアチェンジはできると思いますが、やはり年収も捨てがたいもの。
よりよい条件で、かつ未経験でキャリアチェンジするには50%経験者の考え方で臨むことがよいかと思います。

 

「完全に未経験でない」ことを強調して、ライバルより有利に。

 

完全未経験の転職法

とはいえ、「絶対に負けられない戦いがそこにはある」こともあるかと思います。

 

業界・職種ともに異なる完全未経験の求人に挑む場合 にも、いくつか打つ手はあります。
筆者は4回の転職を経験していますが、最初の転職(不動産×営業 ⇒ IT×エンジニア)で使った方法をご紹介します。

 

  1. 親和性のある能力でアピールする
  2. その他共通点のあるスキルをアピールする
  3. 熱意・根性をアピールする

 

1. 親和性のある能力でアピールする

例えば、未経験でシステムエンジニアになりたいのであれば、このようなこともアピールできるかと思います。

 

  • 理系の大学(情報科学専攻)を出ている
  • 趣味でブログを書いている
  • 友人の動画の編集をよく頼まれる など

 

少しでもその領域に近い能力をアピールすることで、完全未経験から遠ざかることができます。

 

面接官目線で考えたとき、履歴書から未経験とわかる志望者をよい条件で採用しようとすると、何か会社向けに理由が必要になりますよね。
その「言い訳」が何であれば通用するのか考えることで、完全未経験の転職が成功する可能性が出てきます。

 

面接官の気持ちで考える。

 

2. その他共通点のあるスキルをアピールする

業界・職種以外の要素で、求められる能力をアピールする方法もあります。 

 

業界に特化した知識や、それぞれの職種での経験は、サラリーマンの価値として大きな要素ですが、一方で共通的なスキルもあります。
具体的には、マネジメント経験や保有資格などです。

 

これらは業界や職種に縛られることなく一定の評価を得られるスキルであるため、採用の中で評価を得やすい感覚があります。
募集求人に求められるスキルで、わかりやすく近しいものがなければ、このような路線で攻めることも可能です。

 

資格は差別化方法の1つです

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地頭の良さも武器になるでしょう

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3.熱意・根性をアピールする

未経験転職は意気込み判定の要素も大きいと感じています。それは、未経験のつらさに耐えられるかを判断されるためです。

 

業界の知識も職種の経験もない状態で、いきなり作業を振られたら、期待値は低いとしても焦りますよね。
勉強してもなかなか身につかなければ、どんどん追い込まれていきます。

 

そんなメンタル的にしんどい状況に陥るリスクがありながら、「この人なら耐えられそう」「やってくれそう」という印象を与えられなければ、面接官は未経験でも採用しようとは思いません。

 

そのため、ロジカルに説明するスキルとは別目線で、パッション(熱意)でアピールすることも大切になると言えるでしょう。

 

30代の未経験転職は戦略で勝つ

未経験転職は、「対象領域への親和性のアピール」と「熱意・根性のアピール」この2点に集約されるというのが私の感覚です。

 

今後は個人も企業も、より貧富の差が拡大していくため、勝ち組企業に在籍すること・高価値スキルを身につけることはサラリーマンの最重要事項です。

 

ぜひ現状に不満のある方はチャレンジしてみていただければと思います。

 

◆Summary
  • 未経験転職は、業界または職種いずれかを軸として行うべき
  • 完全未経験の場合、活かせそうな経験をアピールすることで可能性が上がる
  • 最期は熱意が大事

 

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