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労働対価のコスパ最大化を目指すサラリーマンのストラテジー

今まで通りに働いていると5年後には負け組になる【将来への不安対策】

今まで通りに働いていると5年後には負け組になる【将来への不安対策】

 

このまま仕事を続けていて大丈夫?

 

富士通・エーザイ・味の素。。
いずれも日本が誇る大手企業でありながら、希望退職者を募集している企業です。

 

▽大企業の「希望退職・早期退職者」募集は止まらず……
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1912/29/news004.html

 

また、直近では朝日新聞が最大6,000万の退職金を支払う早期退職の募集を始めたことも話題になっていますが、どんどん社会が従業員を減らす方向に動いているようです。

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/68889

 

そんな状況で、私たち従業員には何ができるのでしょうか。
5年後の社会に思いを馳せながら、収入を維持する方法を考えます。

 

【この記事を読むメリット 】

  • 5年後の働き方がわかる
  • 収入を維持する方法がわかる

 

   

将来への不安は現実になる

今まで通りに働いてると5年後には負け組になる【将来への不安対策】


「早期退職」「希望退職」というフレーズがニュースを賑わすこの頃、誰もが知る大手有名企業でも希望退職を募集しているようです。

 

TOYOTAの社長による会見も記憶に新しいところではないでしょうか。

 

雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた

 

 

日本は従来から和を重んじる風習があったため、ある程度の規模のある企業では横並びで終身雇用を維持してきたのですが、「もうみんな(=企業)頑張るのはやめよう」と舵を切ったのがこの会見です。

 

頑張って終身雇用を前提とした人事制度をとってきたものの、過度に囲い込みすぎた中高年が収入ほどの仕事をしなくなっている状況を鑑みての方針転換です。
これから数年のうちに、仕事のできない中高年は会社を追われ、低待遇の仕事をせざるををえなくなります

 

希望退職のターゲット

先ほど述べた通り、希望退職(=人員整理・リストラ)の対象は中高年です。
朝日新聞の事例では45歳以上、かつ勤続年数が10年以上の社員をターゲットとしているようです。

 

ビジネスの場に身を置いている方は心当たりがあるかと思いますが、

 

「あの人何もしてないのに俺らより給料貰ってるんだよね」

 

という、社内で早期退職を決め込んでいる層に対してようやくメスが入る、といった状況と言えます。
そして、今は若手の人に対しても同じことが将来起こることになるのです。

 

何もしていなかったあの人達の肩身が狭くなります

 

 

肩たたき組にならない対策とは

希望退職は、退職金を割り増しでもらえるというメリットがありながら、その後の行き先・転職先を見つけなければいけないという条件があります。

 

希望退職・早期退職の候補となる層は、もちろん優秀な活躍している社員もいながら、ただ日々の仕事を最小限にこなし、現職維持の給料をもらっている社員も少なくありません。
あなたの会社にいるあの人やあの人です。

 

退職しても、きっと次の職場では年収が半額程度になってしまうであろう「あの人」のようにならないために、今からできることをやっておきましょう
それは決して難しいことではありません。

 

油断すると自分も負け組に!今から準備を

 

報酬の対価に見合った仕事をする

対策としては簡単。もらえる給料の額にみあった仕事をするだけです。
人は油断すると簡単に楽な方へ流れていくものです。

 

  • お客さんから文句が出ないから議事録は送らなくていいや
  • 本部から指摘がないから申請は適当でいいか
  • 誰も言ってこないから今月のノルマは未達でもいいか
  • 目標達成できなかったけど、みんなも未達だからいいや

 

1つでも当てはまれば、改善の余地があります。
特に最後の1つは誰もが経験したことがあると思いますが、まわりの人もダメ=自分はセーフにはなりません。
一緒に苦しい立場に立たされるだけです。

 

環境に許しを乞うのではなく、ストイックに自分の仕事が会社に求められるレベルのものかを見つめなおしましょう。

 

 

会社に雇用される以上は意識すべき対策

率直なところ、これまでは終身雇用を前提とした人事制度になっていたため、人事の社員も人を評価するスキルを持っていませんでした。
勤続年数・社会人歴によってだいたいの年収が決まるルールであったため、その能力を評価する必要が少なかったためです。

 

しかし、今後人事は年齢に関係なく、あるいは年齢相応に仕事ができるかどうかを評価するようになってきます。
それと同時に、私たちは年齢相応の仕事レベルを求められるのです。

 

社会はだんだんと、これまでスルーされていた人事の怠慢・社員の怠慢をあぶり出すフェーズに突入しています。

 

▽希望退職とその後 

【残った人は勝ち組】転職・副業解禁・フリーランスブームで希望退職した人のその後