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こんなにあるコンサルティング企業の種類、どこを目指す?

こんなにあるコンサルティング企業の種類、どこを目指す?

 

こんなにあるコンサルティング企業の種類、どこを目指す?

 

新卒学生の就活において、コンサルティング企業が人気となっているようです。

 

企業名に「コンサルティング」がついているだけで希望者が増える、という興味深い調査結果もあるようですが、コンサルティングはどこも同じなのでしょうか。

 

今回はコンサルティング企業の種類をご紹介します。

入社・転職を試みる方の参考になれば幸いです。

 

筆者は28歳からコンサルファームに移り、外資系A社で約3年、同D社で半年コンサルティングを経験しているため、コンサルファームの実態をお伝えすることができます。

 

【この記事を読むメリット 】

  • コンサルファームの種類がわかる

 

イメージと違った!ということのないようにしましょう。

 

それでは今回のコンテンツです。

 

   

バリエーション豊富、コンサルの種類

コンサルタントと呼ばれる人達は、どのような仕事をしているのでしょうか。

 

  • 社長・役員にプレゼンをしている
  • M&Aのために会社の評価をしている
  • 英語で外国人スタッフともディスカッションする など

 

いずれもコンサルタントの仕事として正解ですが、詳しく見ていくと担当が違います。
偏ったイメージで入社・転職をすると、後で後悔することになってしまうため、しっかり「コンサルの種類」を理解しておきましょう。

 

具体的には下記のような種類があります。

 

  • 経営コンサルティング
  • 事業再生コンサルティング
  • 新規事業コンサルティング
  • 業務改善コンサルティング
  • ITコンサルティング
  • PMOコンサルティング

 

 

経営コンサルティングの仕事

 

経営コンサルティングは、「ザ・コンサルティング」と言ってもよい、コンサルの王道です。ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)やマッキンゼーなど、高給取りの代名詞ともいえる世界クラスのコンサルファームはいずれもここに属しています。

 

仕事の内容は、主に下記となります。

  • 経営の課題調査・分析・提起
  • 課題への対策提案

 

取組みとしては大きく2つに分かれます。クライアント企業が課題を認識できている場合と、そうでない場合です。

 

クライアントが課題を認識できている場合には、その原因の調査にかかります。仮説構築から財務指標の分析・現場でのヒアリング、業界分析・同業他社との比較などを経て、クライアント企業の課題をあぶり出します。

 

課題を認識できていない場合、課題を提起することから始まります。あらかじめ準備した仮説をもとに、クライアントが認知できていない課題にスポットライトを当て、取り除くことで経営の質を高めることに貢献するのです。

 

経営の課題は財務・人事・製品開発など多岐に渡り、またクライアントの業界ごとに法規制・特徴も異なります。

 

浅く広く経営関連の知識を持ちながら、担当業界についてはディープな知識と洞察を持ち、業界の成功者であるクライアント企業に恐れずに提言をする付加価値の高い仕事です。

 

事業再生コンサルティング

先ほどの経営コンサルティングと似ていますが、こちらは「ターンアラウンド」と呼ばれる、もう少し専門的な領域です。BIG4と呼ばれる4大会計事務所、デロイト(DT)・KPMG・アーんスト・アンド・ヤング(EY)・プライスウォーターハウスクーパース(PWC)が大手となります。

 

経営コンサルは幅広くクライアントをとりますが、事業再生コンサルでは主に軌道にうまく乗れなかった、あるいは破綻した企業や事業を対象に、根本的に叩き直すことを業務とします。

 

ときには少人数のコンサルタントが赤字続きの企業の役員として送り込まれ、リストラや事業整理などを行い経営を立て直していくという、ハンズオン形式でサポートを行います。

 

コンサルタントが直接に経営の実行まで委託されるため心身ともに大きな負荷がかかりますが、それ故に収入も大きくなるケースが少なくありません。

 

小説・映画「ハゲタカ」の芝野がこの仕事に転職していましたね。

 

新規事業コンサルティング

こちらも経営コンサルティングの一部です。

 

新規に事業を立ち上げる場合、多くのクライアント企業で「社内メンバーでは知識がない」という状況になります。
スマホアプリなどは、今ではどこの企業でも提供していますが、スマホが普及した当時はiOS(iPhone)やAndroidでのアプリ開発・推進ができる人はごく少数でした。

 

そんなクライアントの「やりたい!でもできない。。」を知識・ノウハウ(そしてハッタリ)で成功へ導くのが新規事業コンサルティングです。

 

やりたいことが決まっており、どうやって軌道に乗せればよいか知りたい企業からの相談がきっかけとなり、対象とするターゲット市場の分析や参入方法をリサーチ・提案する仕事です。

 

チャレンジをする決意をした企業をサポートする機会が多いため、必然的に先進的な案件に関わる機会が多くなります。そのため、市場で価値のあるスキルが身につきやすい環境である反面、しっかりキャッチアップしないとクライアントに価値を提供できないとも言えます。

 

 

業務改善コンサルティング

これまでは経営というピラミッドの上位に関わる領域を見てきましたが、ここからは1階層下の領域になります。

 

業務改善コンサルは、日常の業務を改善することで品質の向上や、生産性を高めることを提案します。

 

  • 人が行っている定常作業をシステム化する
  • 不要な作業を発見し、なくす

 

ある程度大手の会社となると、職種ごとに担当作業が固定されており、半ば惰性で日々過ごしている面もあります。
企業の中の社員は違和感なく行っている業務でも、第三者から見るとムダがあったり、順番がおかしいこともあります。そのような業務上の「ロス」を指摘し、改善することが仕事です。 

 

 

難しいのは、一定数「ムダな仕事をすることで、仕事をしているように見せている人がいる」ことです。彼らはムダな作業を有用性を主張してきますが、その抵抗をクライアントの経営層も動かしながら排除し、新業務フローを定着させるところです。

 

ムダを見抜く洞察力のほか、関係者調整力が問われる領域でしょう。

 

関係者との調整力はコンサルの重要スキル。

 

ITコンサルティング

コンサルタントを名乗るビジネスパーソンの中で、一番人口が多いのは間違いなくこのITコンサルです。アクセンチュア(AC)が大手です。

 

  • システム投資の戦略を立てる人
  • システム導入のための業務要件定義を行う人
  • システム要件定義を行う人
  • 開発管理の運営コンサルを行う人
  • プログラミングに関するコンサルを行う人 など

 

「システム」に含まれるものが多いこと、そしてシステムへの企業ニーズが大きいことから、ITコンサルの需要は尽きません。
その大きなニーズを背景に、ITコンサル会社は大量採用を進めており、コンサルというよりもエンジニアという人もコンサルを名乗っている状況です。

※批判ではありません。筆者も少しのエンジニア経験をきっかけにITコンサルに拾われました。

 

とにかく案件によって期待される役割が異なるのですが、javaを筆頭に何か1-2つのシステム言語を理解できていれば、活躍の場はあります。

 

システム思考はロジカルシンキングの入門にちょうどよいため、コンサルを目指す人はITコンサルをファーストステップとしてもよいかもしれません。

 

 

PMOコンサルティング

最後に領域横断のPMOコンサルティングです。PMOとは「プロジェクト・マネジメント・オフィス」の略称で、プロジェクト管理事務局のことを指します。

 

プロジェクトを進める際に必要となる

 

  • スケジュール管理表
  • 課題 / ToDo管理表
  • タスクの刈り取り
  • ときに課題対応

 

などを受け持ち、成功の黒子の役割を果たします。

 

専門性が必要ない一方で、その中でも高額な報酬をもらって取り組む業務であるため、失敗が許されないプロジェクトを任されるケースが多くなります。
また、プロジェクトメンバーの離脱やスケジュールの遅延が発生した場合には、代わりに作業を行うこともあります。

 

普段はマネジメント、ときにカメレオンとなり穴を埋めるスーパーサブとなる必要がある、高度なオールマイティ性を求められる仕事です。

 

コンサルティングは面白い

業務は多種多様ですが、総じて高度なスキル・考え方・スピードを求められ、それに応じた収入・成長も得られるため、とてもやりがいのある仕事です。

 

↓コンサルティングスキルはポータブルスキルの1つとも言えます↓

【年金不安に打ち勝つ】老後のことが心配ならポータブルスキルを身につけておこう - Change Forward

 

2019年10月現在、これまで深夜までバリバリ働いていた人たちが働き方改革で残業制限がついた影響もあり、コンサルティングファームはいずれも人手不足になっています。

 

これまでにご紹介したスキルはコンサルファーム転職に向けてはNice to Haveですが、人手不足で採用が甘くなっている今、チャレンジしてみてもよいかもしれません。

 

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