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これからの働き方【第3回】 - 企業に必要な人材とは

 

これからの働き方【第3回】 - 企業に必要な人材とは

 

これからの働き方【第3回】 - 企業に必要な人材とは


「これからの働き方」第3回になります。

 

前回で終身雇用の崩壊の一因とした「ビジネスモデルの成熟化」に対する私たちのとるべき行動を考えます。

当コンテンツを見ることで「生活のための収入源に困ることなく」「よりよい暮らしをできること」が目的となります。

 

 

 

前回のおさらい

前回、終身雇用の崩壊について、原因はビジネスモデルの成熟化にあるとしました。

 

ビジネスモデルの成熟化への対策について、ここで議論すべきは「終身雇用がなくなることで大きなダメージを受ける層」である「駒」の労働者です。
前回、労働者は「指揮官」と「駒」に分かれるものとし、企業にとって必要な戦力である指揮官は、制度的な終身雇用に依存しなくとも、その雇用は維持されると考えられると述べました。
優秀であれば雇用が脅かされる心配はないということです。

 

では、代替が比較的容易な「駒」の層はどのようにすべきでしょうか。

◆Summary
  • 「指揮官」層は終身雇用がなくても実力で雇用を維持できる
  • 代替可能な戦力である「駒」の層はピンチ

 

ビジネスモデルの成熟化への対策

1つ目は指揮官へのクラスアップです。
「それができれば苦労はしない」とは思われるかと思いますが、最も正攻法な対策になります。

 

「指揮官」について、マネジメント層と同義ではなく、企業のピラミッド構造の各クラスにおける上位20%に入る能力者であればよいと思っています。
企業を運営する上で、各クラスに一定の経験を持ったメンバーは必要となるためです。


業界の盛衰や業界内でのポジションにより異なりますが、上位半数(=50%)では足りないでしょう。20~30%を目指すべきと私は考えています。
各クラスの上位5%は昇進・プロモーションの対象になるイメージ、上位20~30%が安定して雇用を維持できるイメージです。
パレートの法則(上:普通:下=2:6:2)に概ねはまると思います。

 

自分が今担当している作業の大半が「誰でもできること」「少し教わればできること」であったなら、下記2つのチャレンジが有効です。

 

  1. 視点を高めに持つこと
  2. スキルを深化させること

 

 

1.視点を高めに持つこと

「自分が部長なら」「自分がプロジェクトマネージャなら」「自分がリーダなら」どうすべきかを常に持つことです。
これには2つメリットがあり、①同クラス内で上位に立ちやすい、②自分が将来的にその地位に立った時にすぐ成果を出せる、というものです。

 

責任を持つ立場であれば、「配下社員の監督」や「業績への責任」、「重要プロジェクトの報告」など、平社員の持たない作業を多く持っています。
自分であればどうするか、また自分であれば部下にどのように動いてほしいかを考えることで、自分の作業だけをこなしている同クラスの社員と差をつけることができます。
その結果、うえのクラスには上がらないまでも、安定した雇用(=評価)を得るための水準は満たせることになります。

 

この際、自分が属するクラスの最低水準はクリアしていることが前提です。
難しい言葉を用いると「卒業基準」ではなく「入学基準」を満たしにいくとなります。
こちらも別の記事で取り上げたいと思います。

 

 

2.スキルを深化させること

上記とは逆の視点で、「同クラスでのスキルを最大化すること」を指します。
SEの例で言えば、iOS(Apple社のシステム)のアプリを開発していたが、Android(Google社のシステム)でのアプリも開発してみる。
販売員であれば、接客の印象の良さ・会計の速さ・店内の清掃の丁寧さを最高まで上げる、などです。

それぞれプログラミング、販売のスキルという作業者クラスのスキルを最大化する試みです。

 

こちらも希少価値のある水準までスキルアップすることができれば、企業に必須の人材となることができるでしょう。

 

 

まとめ

各企業が業績を上げるために、最低限必要な仕組みはマニュアル化され、ある程度人が入れ替わっても機能するようになっています。
そのような状況で、安定して必要とされる人材になり、雇用を安定させるためには、下記2点が主要な方法ではないでしょうか。

◆Summary
  • 視点を高めに持ちマネジメントとして必要とされる人材を目指す
  • スキルを深化させスペシャリストとして必要とされる人材を目指す

伝統的な方法として「忠誠心(媚び)による雇用維持もありますが、こちらは本当に企業に必要とされる方法ではないため割愛します。

 

ここでは詳細まで掲載しきれないため、マインドのみを提示させていただきましたが、当サイトのその他コンテンツもご覧いただき、皆様のよりよいビジネスの一助になれば幸いです。

 

2019.5.7 K