仕事を休みたいときは期限ギリギリまで働かなくていい
誰しも、どうしても仕事を休みたいときがあると思います。
- ショッピングに行きたい
- 昼から飲みたい
- 上司に会いたくない など
休みたいときはいっそ休んでしまうのも1つの方法です。
実は、期限ぎりぎりまで仕事をしないメリットもあるのです。
今回は期限ぎりぎりまで仕事をしないメリットをご紹介します。
休みたければ休めばいい!
【この記事を読むメリット 】
- 無理に仕事をしようと思わなくなる
- リラックスして仕事ができるようになる
作業が早いと評価される?
仕事ができる人をイメージしてみると、てきぱき作業をこなして、スケジュールを前倒しにクリアしていくような姿が想像されます。
予定よりも早く商品を納品できて顧客は大喜び、上司やチームメンバーの評価も上々、そんなサクセスストーリーが目に浮かびます。
その先も見ていきましょう。
作業スピードが評価された速水さん(仮)は次第に上司から仕事の一部を任されるようになり、チームメンバーのフォローもするようになっていきます。
すると次第に、最初は作業に余裕があったためにスピーディに対応できていたのに、作業量自体が多くなってしまったために、時間がかかるようになってしまいます。
その結果、最初の「速水君は作業が早くて優秀」という評価の熱は下がってゆき、最後には増えた作業量だけが残ってしまう。こんなバッドエンドが待っていることが多いです。
- 前倒しは一時の評価、後の負債を生む
- パフォーマンスは余力があるときに最大化される
期限は前倒しできたほうがいい?
さて、では今度は「期限を前倒す」ことのメリットを考えてみます。
期限は「関係者と同意した作業の完了予定日」のことです。
その起源を前倒しすることは、作業精度が下がるリスクや関係者のスケジュールを崩してしまうリスクもあります。
早めに納品をできたとしても「早くしてもらってもこの品質じゃねぇ。。」「月末に販売する予定でキャンペーンしちゃってるよ」など、期待通りの満足を得られない可能性もあります。
周囲との関係・状況にもよりますが、基本的には期限通り作業が終わることに、問題は全くありません。
- 期限は約束。前倒す必要はない
- 計画外の前倒しに満足は少ない
それでも早めに準備が整ったら。。
それでも準備が早めに準備が整った場合、ここでちょい悪テクを使います。
そのまま期限まで寝かせるのです。
ちょい悪メリット
この完成品を寝かせている期間、速水さんは完全にフリーになります。
しかし、スケジュール上はもっと先まで準備をしているはずなので、上司からは仕事を持っているように見えています。そのため別の余計な作業を振られません。
ここで持っている余力で、こっそり次の仕事にとりかかってしまうのです。
すると、次の仕事に前倒しで着手できるので、また納期より早く作業が終わります。
その余力を。。と繰り返していくことで「時間貯金」が生まれるのです。
最初につくった時間貯金を期限を前倒しすることに使ってしまうと、本来自分のものであった時間貯金を、人のために使い果たしてしまい、あげく振られた作業が増えるために借金ができてしまいます。
この「期限はギリギリでいい」は時間貯金を繰り越し続けて、常に余裕を持って高いパフォーマンスを出し続けるためのテクニックなのです。
どんなに優秀なビジネスマンでもマルチタスクになってしまうことで作業効率は大きく落ちることが分かっています。
また、脳は考えを切り替えることに大きなエネルギーを使うために、脳が疲れやすくなるというデメリットもあるのですが、このテクニックではタスクがいっぱいになってパンクすることを回避できます。
おまけに
また、関係者が多い場合、あれこれ後から意見を出してくる人もいるでしょう。
納期直前まで寝かせておくことで「今更そんなことは言えない」状況にすることもできます。
時間がないことは人の判断を鈍らせるうえ、大概このような後付けはものいいであることが多いので、変に早く仕上げることで、些細な追加手直しをさせられるくらいなら、寝かせておいたほうがよいのではないでしょうか。
90点の商品を92点にするために、チームや部署全員で、些細な指摘を出す時間がもったいないと思いませんか?
- 時間貯金を蓄え続けて仕事に余裕を持つ
- 完成後の品評会はムダが多い、開催のスキを与えるな
ぎりぎりまで仕事をしない方が効率的
期限はギリギリでいいと考えると、メリットがいろいろあり仕事はしやすくなります。
あえて予定より長めのスケジュールを言っておくことでもこの効果は得られますね。
明日からは休みの時間もとりながら、ぎりぎり生活を満喫しましょう。