コミュ二ケーション力に自信がない人のための改善方法【コミュ力おばけを目指す】
携帯電話の普及やSNSブームなどを背景として、非対面でのコミュニケーションが主流となってきていますが、まだまだ対面での会話は重要な役割を担っています。
その場の雰囲気や、相手の表情をみてコミュニケーションができることは大きなメリットがあるもの。苦手な方は損をしてしまっているかもしれません。
そこで今回は対面コミュニケーションの向上策をご紹介します。
【この記事を読むメリット 】
- コミュニケーションが苦手な理由がわかる
- コミュニケーション力が上がる
苦手な原因をなくせば得意が近づきます。
それでは今回のコンテンツです。
コミュニケーションが苦手=話すことが思いつかない
コミュニケーションが苦手、とはどのようなことを指すのでしょうか。
考えられるのは4つのパターンです。
- 相手の話を聴けない
- 相手の話が理解できない
- 返事が思いつかない
- 喋れない
対面の会話は 聴く ⇒ わかる ⇒ 返事を考える ⇒ 話す の4ステップで成り立っていますので、このどれかに苦手があると考えればよいです。
大きくわけると1・2が「聴き手」としての役割、3・4は「話し手」としての役割です。
日本の学校教育は、プレゼンテーションなどの発表よりも先生の話を聴いて理解し、テストで点を取るようになっています。
そのため、1の「聴く」と2の「理解」までは慣れていることが多いのですが、3「返事を考える」と4「話す」の場数が少なく、苦戦している人が多いのが実態でしょう。
「苦手」を理解することで対策がわかってきます。
コミュ力に自信がない理由
話すことが苦手な人が多い理由をもう少し見ていきましょう。
1聴く・2理解する、4喋るについてはわかりやすく100点がとれるものです。
「聴く」のテストがあるとすれば、そのまま相手の言ったことが再現できれば100点。
「理解する」のテストでは、相手の言葉を正しく言い換えることができれば100点です。
「喋る」は台本どおりに話ができれば100点となります。
それに対し、「返事を考える」テストには100点がありません。また人によって100点の基準が違います。
そのため、他3つは反射的にできるものの、「話す内容を考える」はどうすれば高得点がとれるのかを考えなければいけないため、苦手とする人が多いのです。
話が苦手と言われる人でも、台本を渡してあげればいくらでも話すことができるでしょう。
コミュニケーション・話が苦手なのではない。
改善方法は2つ!
では話すことを考えるために、どうのようにすればよいでしょうか。
方法は
- 成功パターンを覚える(高得点をとる)
- 相手の反応は気にしない(得点を無視する)
1.成功パターンを覚える
会話の多い仕事についたり、人と多く関わる環境にいると、自然と話の機会が増えるものです。
そんな中で、相手が喜んだ回答のパターンを覚えておくことで、「聴く」「理解する」と同じように反射的に話す言葉が出てくるようになります。
まずは場数を増やして、相手の反応を見ることです。
基礎ができれば、あとは老若男女や時と場合で応用していくだけです。
2.相手の反応は気にしない
こちらは少し攻めた方法ですが、相手の反応を気にせずに喋ってしまうこともアリです。
会話が苦手な人は、
- これを言ってもいいのだろうか
- こんなこと言って怒られないか・笑われないか
などを気にしすぎた結果、思いを表に出せずに失敗をしてしまいます。
お年寄り、特に女性に多いイメージはありますが、お互いに言いたいことだけ言って会話になっていない、でも楽しそう。というシーンはよく見かけます。
最後は参加者が満足できるコミュニケーションになっていればよいと考えると、あまり高得点の回答を考えすぎる前に発射してしまってもよいかもしれませんね。
コミュ力おばけは2タイプ、お好きな方を
コミュニケーション力のポイントは「話の内容を考える力」であり、内容の考え方には2通りあります。
- 【難易度:高】相手の望む100点の回答を返す
- 【難易度:低】相手の点数を気にせず回答を返す
コミュニケーションに苦手意識のある方は、2から始めて1へ進んでいくとレベルアップしていきやすいでしょう。