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暇なコンサルタント?コンサルファームの社内ニート制度【アベイラブル】

暇なコンサルタント?コンサルファームの社内ニート制度【アベイラブル】

 

暇なコンサルタント?コンサルファームの社内ニート制度【アベイラブル】

 

世間では激務と思われている外資系コンサルタント。 

しかしその中にも、全く仕事をしていない人たちがいることをご存知でしょうか。

 

これにはコンサルティング業界のビジネスモデルが関係しています。

 

そこで今回はコンサルティングファームの仕組みと社内ニートの実態についてご紹介したいと思います。

 

【この記事を読むメリット 】

  • コンサルティングファームでのワークスタイルがイメージできる
  • 「コンサル=優秀・かっこいい」という想像に騙されなくなる

 

ニートコンサルタントもいます。

 

それでは今回のコンテンツです。

 

   

コンサルティングは人売りビジネスである

まず前提として、コンサルティングファームは人売りビジネスであるということがポイントになります。

 

住宅営業やMRなどの物を売るビジネスに対し、コンサルティングは人(知識・知見・作業)を売るビジネスモデルです。

 

コンサルティングは発想力や機転が利くか、業界知識があるかがものを言う世界ではありながら、前提となる調査や実行においては手数の勝負になるのです。

 

そのため、

 

受注したプロジェクトに対して、何人充当できるか

 

がビジネスのポイントになります。

 

バリバリアイデアを出すイメージのあるコンサル。
裏では大量の調査部隊が地味に調査をしています。

 

人売りのイメージ

5人必要なプロジェクトに対して、スキルがあり手の空いている人が5人いれば、その案件を進められるということになります。

 

逆に3人しか適切な人がいなければ、案件を立ち上げられないか、3人分のお金しかもらえません。

 

りんごの在庫が3つしかないのに、お客さんが5つ欲しいと言えば、2個分はチャンスを逃すことになるのと似ています。

 

言葉は悪いけど、人売りってそういうこと。

 

在庫である人は多めに必要

先ほどの例を見ると、在庫(人)は多めに持っておくべきということがわかります。

 

せっかく依頼があり案件が受注できそうな状況でも、人がいなければ始められないためです。

 

そのため、コンサルティングファームでは常に人を多めに採用しています。

 

そうなると当然、在庫として売れ残る人も中には出てくるのです。

 

 

売れ残った人の仕事

さて、では売れ残っている人は何をしているのでしょうか。

 

  1. 研修受講
  2. 社内業務の手伝い
  3. 炎上案件の手伝い

 

などです。

 

簡単にみて行きましょう。

 

1.研修受講

多くのコンサルティングファームではインターネットを介して自社のWEBラーニングを受講できるようになっています。

 

業界の知識や、最新の市場動向について学びながら次の案件を待つことになります。

 

この場合、会社には何も貢献していないことになるので、肩身の狭い思いをします。

 

2.社内業務の手伝い

社内研修の講師を務めたり、自社システムの改善開発をするパターンもあります。

 

こうすることで、クライアントに費用は請求できないとしても、会社には貢献することになります。 

 

コンサルティングファーム以外では「システム部」「人事部」と呼ばれる他部署の仕事を手伝うイメージです。

 

3.炎上案件の手伝い

どうにも手が付けられない、炎上した案件の手伝いに駆り出されることもあります。

 

しかし基本的には仕事のできる人から案件に参加していくため、 残っている人を呼んでも「焼け石にお湯」状態であることが多いです。。

 

 

「肩書だけコンサル」もいる

このように、肩書が「コンサルタント」であったり、勤め先が「コンサルティングファーム」であっても、実態は何もしていない人達は一定数います。

 

「外資系コンサルタント」という響きで「優秀」「仕事ができる」というイメージを持ってしまわずに「今何の仕事をしているの?」という質問をしてみてください。

 

返事に困るようであれば、社内ニートをしている可能性があります。

 

↓コンサルタントの実態についてはこちら↓

【ワークライフバランス】激務?外資系コンサルタントの意外な生態