【ワークライフバランス】激務?外資系コンサルタントの6つの意外な特徴
外資系コンサルの実態が明かされる。。!
新卒の就職活動において、コンサルタント人気が上がっていることが話題になっています。
日経のコンサルティング企業はまだあまり規模が大きくないこともあり、メインのターゲットは外資系企業になっているようです。
止まらない就活でのコンサル人気、学生が求めるのはスキルとモラトリアム
では、外資系コンサルタントについて、どのようなイメージを持たれるでしょうか。
- バリバリ仕事ができる
- 激務。終電で帰れない
- 仕事ができないとクビになる
実態はどうでしょうか。
イメージ通りなところもあれば、意外にイメージと異なるところもあるものです。
今回は私が現職・前職と務めてきた外資系コンサルティング企業のことをご紹介したいと思います。
【この記事を読むメリット 】
- 外資系コンサルタントの生態がわかる
- 「外資系」にひるまなくなる
それでは今回のコンテンツです。
外資系ITコンサルタントの特徴
外資系企業と聞くと、ストイックで怖いイメージがあり、少し身構えてしまう方もいるかと思います。
今回は筆者の3年間の外資系コンサル経験から「イメージ通り」だった点と「イメージと違った」点に分けてご紹介します。
コンサルファームの入社前は住宅営業やシステムエンジニアを6年半経験しているため、比較した観点でもお話ができます。
【イメージ通り】
- 優秀な人が多い
- 高収入である
- 成果を出していればルールは寛大
【イメージと違う】
- 労働時間の管理はしっかりしている
- (ほとんど)クビにはならない
- 人間関係はウェット
特徴①優秀な人が多い
疑うことなく、優秀な人が多く在籍しています。
やはり外資系=クビになるというイメージなどがあるためか、在籍している方はチャレンジを恐れない方が多く、大変刺激的な環境ではあります。
一方で、日系企業とは働き方が異なるため、こてこての日系企業からいらした方の中では、一瞬で首が回らなくなって自主退職されていくケースも少なくありません。
やはり自分から生産的な行動を起こす必要があるため、
- 言われた仕事をミスなくこなす
というスタンスの日本企業的な働き方では評価を得ることは難しく、
- 自分から質の高いアウトプットを出す
という発想を持っている必要があるように感じます。
あくまで心持ちの問題であり、数か月その環境に耐えられればすぐに慣れてくるものではありますので、あまり気にすることはないかもしれません。
高い目標意識を持つことで、早いスピードで成長できるのもイメージ通りといえるでしょう。
優秀なメンバーとの切磋琢磨はご褒美。
特徴②高収入である
こちらもイメージどおりですね。
先ほど述べた通り、外資企業は成果に重きを置くため、働いた時間を基準に考える日系企業より生産性が高くなります。
その結果、日系企業よりは還元される給与が高くなるということですね。
また、昇進できないとどんどん会社にいずらくなっていく「アップ オア アウト」な雰囲気により、仕事をしない高年収の世代が長居できない環境になっているため、一般職層にも適切な給料が支払われているイメージです。
ただし、外資企業の中には退職金がないところもありますので注意が必要です。
見た目の年収がアップしても、退職金を考慮するとトントン、ということもありますので気を付けましょう。
特徴③成果を出していればルールは寛大
成果さえ出せればよい、という発想はかなり強くあります。出社時間の管理はルーズですし、わざわざ会社に来る必要もありません。
基本的に時間に対して給与が出ている発想ではないので、フレックスで出社時間・退社時間を調整できたりと固定された時間の拘束はほぼなしになります。
また、ドレスコードもゆるめ、ヒゲ不問、はだしで事務所内を歩く、椅子の上にあぐらなど、かなり自由です。
外資系 is Freedom ♪
イメージと違う①激務だが労働時間は管理されている
出退勤の管理は緩い傾向であるのに対し、イメージよりも残業時間の管理など、労働時間管理はきちんとしています。
むしろ私が1社目で勤めていた日系の住宅営業会社より、はるかにきちんとしていると感じました。
外資企業の方が全般的にコンプライアンス意識が高い印象があり、残業時間などは非常にきちんと管理されています。
ただ管理されているからと言って残業が少ないかは別問題で、大概は自主的にサービス残業をこなすことになります。
朝帰りが標準、などの情報もちらほら見ますが、直近は働き方改革の影響もあり、そこまでハードな環境ではなくなっています。
イメージと違う②(ほとんど)クビにはならない
これは個人的に大きなギャップでした。クビになる人はいまのところほとんど見ていません。
コンサルティングは響きのいい派遣商売で、人を数カ月売ることで売り上げを得ています。
そのため、受注できそうなプロジェクトに対して人が品切れになっていると、せっかくのビジネスチャンスを逃してしまうわけです。
今は好況でプロジェクトの受注状況もよいため、どちらかといえば商品である「人」が不足気味です。あまり優秀でない人でも頭数として必要とされる状態なのです。
従って、余程のことがなければクビにはなりません。
人手不足の影響で、敷居が低くなっている印象です。
イメージと違う③人間関係はウェット
人間関係がドライそう、というイメージも外資系企業へのメジャーな偏見でしょう。
むしろその逆です。
コンサルタントはプロジェクトごとにチームにアサインされますが、優秀な人とはいつも一緒に仕事をしたいと思うもの。
そのために、人間関係を密にして、いわゆる「囲い込み」をしようとします。
ドライと思われがちな外資系企業の人間関係ですが、実は日本企業よりもウェット、ともするとドロドロともいえるレベルで複雑だったりします。
外資系ITコンサルタントも意外とワークライフバランスがとれる
いろいろとイメージがつきまとう外資系コンサルタントですが、実は日系企業に通じるものがあります。
まとめると、自由度が高く、生産的な考え方ができれば高収入を実現できますので、「高年収を得たい!」「ガシガシ仕事がしたい!」という方は、非常に適している業界なのではないかと思います。
ご参考になれば幸いです。
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