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労働対価のコスパ最大化を目指すサラリーマンのストラテジー

高収入でも貯金なし?無駄遣いのないライフスタイルとは

高収入でも貯金なし?無駄遣いのないライフスタイルとは

  

高収入・貯金なしにならないライフスタイル


結構お給料は上がってきたはずなのに、貯金が一向に増えない。。

 

社会人になりたての頃に比べて、給料は確実に増えているはずなのに、なぜかいつもお金が足りない。

そんな悩みはないでしょうか。

 

今回は貯金を殖やすためのライフスタイルをご紹介します。

  

このような方にご覧いただけると嬉しいです。

 

  • 給料はあがっているはずなのに貯金が増えない
  • いつもお金に困っている

 

それでは今回のコンテンツです。

 

 

貯金積立額の計算式

さて、まずは貯金が貯まらない原因を考えましょう。

貯金できる金額を簡単な計算式で表してみます。

 

  • 収入 ー 税金 ー 生活費 - 無駄遣い  = 貯金積立額

    つまり、

  • 収入 ー (税金 + 生活費 + 無駄遣い)  = 貯金積立額

 

会社から500万の給料をもらっていて、税金が110万(適当です)、生活費が180万、無駄遣いが50万として、貯金積立額が160万というイメージです。

 

考え方としては難しくないかと思います。

 

さて、今回は収入は変わらない前提で、どれだけマイナス分を抑えられるかを見ていきます。

 

収入は100万円増えても税金で2-3割は減ってしまうのに対し、マイナス分は100万減らせれば100万円そのまま貯金に回せます。

 

そのため、マイナスを小さくすることはとても大事なのです。

 

  1. 税金の抑制
  2. 生活費の抑制
  3. 無駄遣いの抑制

 

1.税金の抑制

まず税金の抑制ですが、サラリーマンにとってはやや難易度が高いです。

 

というのも、サラリーマンは税金を減らせる「事業にかかる経費」が固定のレートになってしまっているためです。

 

詳しいことはまた別の機会に記事にしたいと考えていますが、不動産・株やFXなどの金融資産を持つこと、法人を設立して課税ルールを変えることなどをアグレッシブにしなければ、対策は難しいです。

 

そのため、日本で最も多い労働体系であるサラリーマンは、税金の削減は難しくなっています。

 

2.生活費の抑制

さて、税金の削減が難しい以上、他の領域でお金が出ていくことを止める必要があります。

 

まずは生きるためには必ず必要な生活費からです。

 

ここは必ずかかるコストであるため、「いかに少なく抑えるか」がポイントになります。

 

  1. 家賃の削減
  2. 電気・水道・ガス代の削減
  3. インテリア・家電代の削減
  4. 交通費の削減
  5. 飲食代の削減
  6. 携帯料金の見直し

 

2-1.家賃の削減

まずは家賃の削減です。

 

私たちは免許や保険証といった本人確認証を作るにも、アルバイトや会社の雇用を得るにも、固定の住所が必要になります。

 

そのため、どうしても0円にはできないのですが、極小化することはできます。

以下の考え方で、できるだけ家賃を小さくすることを検討してみます。

 

  • 今の広さは本当に必要か。上手に収納して一回り小さな部屋に住めないか
  • 今の立地は本当に必要か。通勤1時間圏内なら問題ないのではないか
  • 最寄り駅までの距離は重要か。もう少し歩けるのではないか
  • 築年数が新しい建物にこだわる必要はあるか など

 

家賃に関わる要素をいくつか挙げてみました。

 

物件情報を見ていると、どんどんとイメージが膨らんでよいものを選んでしまいがちですが、本当にそれは必要なものでしょうか。

 

少し早めに起きたり、少し狭い空間で我慢したり、少し古い建物に住むだけで貯金はぐっと殖やせます。

家賃が1万下げられれば、貯金は12万増えます。

 

今の家がオーバースペックではないか、確認してみるのはよいと思います。

 

2-2.電気・水道・ガス代の削減

 次にインフラの費用を減らす方法です。

 

こちらはいわゆる「節約」ですね。

 

  • 電気をつけっぱなしにしない
  • 水(シャワーなど)を出しっぱなしにしない など

 

また、もともとあまり家にいない生活をしている方は、プランの見直しをすることでコストを減らせる可能性があります。

 

2-3.インテリア・家電代の削減

インテリア・家電の費用もバカになりません。

 

最近ではニトリやネット通販でお手頃な家具が増えていますが、必要以上に豪華なものや、あまり使わない機能の付いているものは買う必要がないかもしれません。

 

料理に合わせて最適な温度で調理してくれるオーブン・音の小さい掃除機など、高いお金を出してまで必要か考えてみるとよいかもしれません。

 

2-4.交通費の削減

買い物に行く際の費用もバカになりません。チリも積もれば山となる、です。 

 

本当に必要な外出なのか、検討してみましょう。

 

家賃と関連してきますが、あえて会社から少し遠いところを選ぶと、勤務先と自宅の間に通勤定期で行ける駅が増えるので、休みの日にコストをかけずいろいろなところに行けるようになります。

 

タクシーの安易な利用はもってのほかですね。

 

2-5.飲食費の削減

 ストイックな考え方をすると、どんな食べ物を食べても、最後は炭水化物と資質と蛋白質でしかありません。

 

オシャレなレストランで自分へのご褒美をあげる日があってもいいのですが、値段なりの価値があるかどうか、考えてみてもよいかもしれません。

 

2-6.携帯料金の見直し

現代ではスマホなどの携帯なしでは生きていけない程の存在感を放っていますが、このコストもまた見直すべき費用です。

 

  • 通信キャリア(Docomo,AU,Softbank など)の見直し
  • 通信プランの見直し
  • 格安携帯の検討

 

コストを抑えられるように、ショップスタッフに相談してみてももいいですね。

 

3.無駄遣いの抑制

最後に、わかりやすい削減項目を見ていきます。

 

これらは基本的に無駄な項目なので、0にできるのが理想です。

 

  1. 交際費の節約
  2. 趣味にかかる費用の削減
  3. 保険料の見直し

 

3-1.交際費の節約

交際費のとらえ方は難しいですが、必要以上に飲みや食事に行くことは控えましょう。

 

仲の良い友人と飲みに行くのは楽しいものですが、毎週行っても新しい情報は手に入りません。

 

また、会社の忘年会の二次会なども、総じて人生にプラスになることはありません。(失礼)

 

私も飲みは好きな方なのですが、新しい関係を築く目的や、久々の情報交換、余程のストレス発散でない限りは安易に飲みに参加しないようにしています。

 

3-2.趣味にかかる費用の削減

趣味は人生を豊かにするために必要なものですが、そのために貯金ができない・生活が苦しいのであれば、少し考えないといけないかもしれません。

 

ヨット・クルーザー、ゴルフ、ドライブ(車)などのコストがかさみがちな趣味は、見直してもよいかもしれません。

 

PCやスマホを利用するものであれば、通信料はかかるもののそれ以外の費用はほぼかかりません。

 

維持費の観点から、趣味を選ぶこともよいのではないでしょうか。

 

3-3.保険料の見直し

見直すべきは、 保険が本当に必要か、ということです。

 

保険の料金は、保険会社に勤める高給取りの方の給料を差し引いたうえで、保険会社に利益が残るレベルで設定されています。

 

将来のリスクに備えることはとても大事なのですが、自分が働けなくなる可能性に見合った料金かを考える必要があります。

 

万が一の入院の際に500万出る保険だとしても、入院する確率が0.1%であれば、5000円払っても高いのです。

 

 

生活水準を上げずに生きる

これまでご紹介してきたものは、どれも多く出せば多く出すほど生活がリッチになるものです。

 

このような費用の特徴として、一度水準を上げてしまうと戻りにくいことが挙げられます。

 

職場の近くで駅徒歩2分の家、毎週末に友人と寿司を楽しみ、スマホは通信量無制限。

仕事帰りは毎日同僚と飲むような生活はなかなか贅沢でよいものでしょう。

 

これが職場から1時間の駅徒歩15分、毎日自炊の質素な生活には戻りづらいものです。

 

しかし、ここを乗り越えなければ間違いなく貯金はできないですよね。

 

意を決して質素な生活に戻り、不用意に生活の水準を上げないことが、貯金を殖やしていくコツかと思います。