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これからの働き方【第4回】 - 変革の波に乗れ

 

これからの働き方【第4回】 - 変革の波に乗れ

 

これからの働き方【第4回】 - 変革の波に乗れ

 

「これからの働き方」第4回になります。
終身雇用の崩壊の一因とした「ビジネススピードの高速化」の原因と私たちのとるべき行動を考えます。


当コンテンツを見ることで「生活のための収入源に困ることなく」「よりよい暮らしをできること」が目的となります。

 

 

前回のおさらい

経団連会長・中西氏の「企業は終身雇用を守れない」という発言を受け、
私たち労働者が終身雇用という慣習に頼らず収入・雇用を維持する方法を探す試みをしています。

 

第2回で終身雇用の崩壊の原因は「ビジネスモデルの成熟化」「ビジネススピードの高速化」にあるとし、「ビジネスモデルの成熟化」について原因を考察、第3回で対策を検討してきました。

 

今回はもう1つの論点である「ビジネススピードの高速化」について、原因と対策を考えます。

◆Summary
  • 終身雇用の衰退にはビジネススピードの高速化が影響している
  • ビジネススピードの高速化について実情と背景を知ることで対策を考える

 

ビジネススピードの高速化

現代においてはIT技術を筆頭に、日々新しいビジネスが生まれています。
数年前まではマイナーであったiDやPaypayなどのスマホ決済や○○は私たちの生活に浸透しており、またビジネスの世界でも、時価総額の上位は大きく変わってきました。

 

FANGと呼ばれるIT企業が、これまでの企業よりも遥かに早いスピードで大きな収益を上げるようになり、またそれらの提供するSNSなどのツールを活用することで収益を得るビジネスモデルもできています。

 

このように企業の盛衰サイクルが早くなっているため、企業側は労働者を流動的に増員したり解雇したりしたいと考えています。


また、このような新が旧を飲み込む状況において、企業が労働者を囲い込む必要があるでしょうか。


企業文化の継承や、内外有力者とのコネクション、特定領域の知見などを有している労働者については優遇されるべきと思いますが、これまでにないビジネス(手段)を始める場合には、その領域の経験は0からのスタートです。

 

営業職ではインターネットでの営業・販売を開始する、人事ではSNSで企業アピールをし応募者を増やす、候補者にアプローチするなど経験のない領域でも成果を出し続けることは難しいため、コツをつかめば安定して成果を出せたこれまでと比較し、「変化に対応して成果を出し続ける」ことができる必要が出てきました。

 

2つの観点が出たため整理します。

 

理由の1つは「ビジネスのスピードが高速化したため、勝ち組企業の入替りが激しくなった結果、企業は労働者を流動的に増減させたくなっている」こと。
そしてもう1つは「ビジネスのスピードが高速化したため、労働者の必要スキルが随時変わるため、固有スキルの価値が低下した」ことです。

 

◆Summary
  • 新しいビジネスができるとき、従前のビジネスの知識は価値が下がる
  • 従前のビジネスしかできない人材は不要になっていく

 

ビジネススピードの高速化への対策

では、私たちはどのように向き合い、行動していけばよいか、考えていきます。

 2つの対策を考えています。

 

  1. 周辺知識のキャッチアップ

  2. プロジェクト制への習熟

 

 

1.周辺知識のキャッチアップ

1つは従来の方法に慢心せず、周辺知識のアップデートを行う、です。

 

先に述べたように、技術活用は日進月歩で進んでおり、数年で主役が入れ替わることもあります。
テレビや電車の車内広告などの存在感は日々低下し、インターネットのサイトを筆頭に、SNSやYoutubeなどの動画コンテンツがマーケティングの主役となってきています。
紙の新聞も過去の産物であり、会員制のネット配信や、あるいはyahooニュース・Gunosy・SmartNewsなどで代用されている方もいらっしゃるでしょう。

 

このような状況で、「自分に今後関係してきそうなものは何か」または「自分が活用できそうなものは何か」についてアンテナを張ることが重要です。

 

今やスマホからPCと同等のコンテンツを見られるようになり、隙間時間の活用は容易になっています。
Googleなどのブラウザからキーワードで検索をできるのは当然のこと、Twitterではハッシュタグ登録により、キーワードで表示するライムラインの内容を指定することもできるようになっています。


通勤時間の数分で情報収集ができるようになっているため、意識さえしていれば、業界のトレンドや最新テクノロジーについて、簡単に情報が手に入るのです。

 

ビジネスの効率化・トレンドを止めることはできません。私たちがすべきことはトレンドについていくこと、また先取りすることです。先取りまでは難しいかもしれませんが、遅れないことです。

 

デジタルの領域に限定すれば、Office系(word・excel・powerpoint)は、うまく使いこなせない方は慣れておくべきと思います。
個人的な感覚値ではありますが、excelの関数やシンプルなマクロをプログラムできるようになれば、しばらくは最低限の雇用はあると思います。
(それほど、まだデジタルについていけていない企業・労働者が労働者がいると思っています)

 

 

2.プロジェクト制への習熟

もう1つの対策は「プロジェクト制への習熟」です。

 

新しいビジネスのトレンドが発生した際、そのトレンドを従来のワークスタイルに適合させるため、「通常にはない作業」が発生します。
この「通常にはない作業」のことを総称して「プロジェクト」と呼んでいる、というのが私のイメージです。

 

新規事業開発プロジェクトや○○導入プロジェクトなどは、大なり小なりすべてのビジネスで発生しています。
その「プロジェクト」で成果を発揮できる人材になるべきだと私は考えています。

 

先程の「周辺知識のキャッチアップ」が個人レベルでの取り組みであるのに対し、こちらはプロジェクトメンバー・企業にまで影響する取り組みです。
新しいトレンドを導入しようとした際に発生する、プロジェクトの立ち上げ・企業内での抵抗勢力への調整・課題やリスク、コストスケジュールの管理などのスペシャリストとなり、プロジェクトを成功に導く役割を果たします。

 

昨今、コンサルティングファームの採用が加速しているという情報があります。
これはプロジェクト推進を担える社内の人材が不足している状況下で、外部コンサルの力を借りるしかないという背景があると私は見ています。

 

BUSINESS INSIDER JAPAN - 止まらない就活でのコンサル人気、学生が求めるのはスキルとモラトリアム

www.businessinsider.jp


従って、プロジェクトが立ち上がる際に積極的に経験を積みに行くマインド・プロジェクト経験による習熟が、将来的に企業に必要とされる人材になれる道と考えられます。

 

 

まとめ

ビジネスのトレンドは引き続きハイスピードで入替っていくものと考えられます。
そのような状況で、安定して必要とされる人材になり、雇用を安定させるためには、下記2点が主要な方法ではないでしょうか。

◆Summary
  • トレンドに敏感になり最新の方法でビジネスを進められる人材を目指す
  • プロジェクト経験を増やし、最新のビジネスを推進できる人材を目指す

当サイトのその他コンテンツもご覧いただき、皆様のよりよいビジネスの一助になれば幸いです。

 

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