資格取得は意味がない? - 肩書・見た目の価値で評価が上がる
資格取得に価値があるのか、悩んでいる方に。
個人が自己PRの強化を考えるとき、候補の1つとして資格取得があるかと思います。
誰もが知っている資格を持っていれば、自分のスキルをアピールする手段になるためです。
では、本当に資格の取得にはアピールできる効果があるのでしょうか。
今回は資格取得の価値についてご紹介します。
【この記事を読むメリット 】
- 資格の価値がわかる
それでは今回のコンテンツです。
資格取得は価値がある
資格は間違いなく自己PRに活用できます。なぜなら資格は自分の能力や知識を客観的に表現しようとするとき、一番わかりやすいアピール手段だからです。
資格は
- 認定機関の証明が付き、説得力がある
- 同じ基準で点数が付く
という点で、とても人を評価しやすいものなのです。
1.認定機関が説得力を増す
資格は国や民間団体が発行しているのですが、そのような機関に認定されることは、1つほかの候補者に勝る武器を持つことになります。
例を見てみましょう。
<人の評価>
- 「お客様に不動産の知識を褒められた」
- 「プログラミングのスキルには自信がある」
<機関の評価>
- 「宅地建物取引士の資格を持っている」
- 「応用情報技術者を持っている」
※応用情報技術者を持っていてもプログラミングはできませんが、例えとして使っています。
どちらの方が説得力があると感じるでしょうか。
機関の評価(資格)の方がが説得力があるように感じるのではないかと思います。
なぜなら、
- お客様 < 国 であり
- 自信(自分) < 国 だから
です。説得力が違うのです。
同じ内容だとしても、その証拠となる認定者の保証力が断然違います。これがメリットの1つです。
誰が言うかによって、説得力が違う。
資格には国が認定する国家資格と、民間団体が認定する民間資格の2種類がありますが、余程マニアックな資格でなければどちらでも大きく違いはありません。
例えば、先ほど挙げた「宅地建物取引士」「応用情報技術者」は国家資格ですが、「証券アナリスト」「臨床心理士」などは民間資格です。
国家資格だから民間資格より偉いということはなく、個人的な評価ではなく機関から認定を受けていることの証明が大切です。
2.同じ物差しで点数が付く
また、資格は受験者によって差別なく、同じ基準で合否を判断します。
A社で「優秀だ!」ともてはやされている人が、B社に転職してもバリバリ活躍できるかは判断できないですよね。
なぜならA社とB社で「優秀」という基準が違うからです。
A社の方が評価の基準が甘ければ、意気揚々とB社に転職したあと、痛い目を見るかもしれません。
そこで、資格という会社に関係ない共通の基準があれば、同じ活躍ができると判断できる材料になります。
学生時代の「センター試験」のようなものと考えればわかりやすいかと思います。
XX高校の試験で100点を取っていても、○○高校の試験で100点が取れるかはわかりません。しかし、センター試験という共通の基準で判断すると、だいたいの見通しは立ちます。
このように、個人単位や会社単位を超えた、評価の基準となるのが資格のメリットです。
資格を持っていれば、面接官も採用後の活躍ぶりを想像できる。
資格は肩書で人に”箔”を付ける
このように、資格を持っている人には箔が付きます。
会社によっては名刺に資格を記載できるところもあり、それを見たお客さんは、資格を持っていない人よりも信頼してくれることもあるでしょう。
入社前には履歴書に書け、入社後には名刺に記載することで他の人とも差別化ができる資格は、持っているだけで価値のあるものです。
そのため、資格試験に合格した場合には、費用を会社が負担するところもあります。これは会社も資格の価値を認めている証明といえるでしょう。
勉強時間とテキスト代・受験料を確保できる余裕があれば、資格取得の検討をされてみてはいかがでしょうか。
- 資格は客観的な物差しとして説得力がある
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