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ナイーブな若手部下になめられない人の特徴と話し方【尊敬できない上司の指示は聞かない若者増加中】

ナイーブな若手部下になめられない上司の特徴と話し方

 

ナイーブな若手部下になめられない上司の特徴と話し方

 

職場の同僚との飲みの席、

 

「今日もあいつ大声出して仕事してるアピールしてたよ」

「おまえの仕事そこじゃないから」

 

というフレーズが飛び交うこともときにはあるかと思います。

 

自分に指示をしてくる立場である上司に対して、自分より上の能力を求めるのは当然のこと。

 

しかし、立ち返って自分は大丈夫と言えるでしょうか。

部下はいない立場でも、後輩から同じようなことを言われてしまっているかもしれません。

 

そこで今回は部下(後輩)になめられないためのポイントをご紹介します。

 

【この記事を読むメリット 】

  • 部下になめられることがなくなる
  • 職場でのチーム作業が円滑になる

「尊敬できない人の言うことは聞けない」という若者はどんどん増えていきます。

 

それでは今回のコンテンツです。

 

   

多くの若者は仕事の優先度が低い

これから入社してくる新入社員、また近年入社してきた若手社員は、30代以上の既存社員とは大きく違った価値観を持っています。

 

具体的には、

 

会社は生涯1社に勤めあげるもの、という感覚がない

活躍して稼いで○○を買いたい、という物欲が少ない

副業や金融投資について知識があり、本業に100%の力を注がない

体育会系・スポコンの耐性がない。親に叱られた経験が少ない

 

などです。

 

総じて、中高年の持っている「仕事をすることは偉いこと。お客様に頭を下げながら、深夜遅くまで残業しながらバリバリ働いて、マイホームや車を買ってやる!」というドリームは持っていません。

 

働き方改革や「好きなことで稼ぐ」ブームの中で、そこそこの時間働いて、そこそこ稼げればいいと考えている人が多いのが現状です。

 

優秀な優秀な若者はどんどん「意識高い系」になっている

多くの若者が仕事に価値を感じていない一方、一部の優秀な学生はどんどん意識が高くなっています。

 

競争相手が少ない中で、パフォーマンスを発揮して上に上がっていきたいと考えている層です。

 

このグループは学生時代から組織の代表を務めたり、積極的に海外留学などを経験してきた層が多く、就職先は有名な大手のみでなくベンチャーも検討したりします。

 

そして大きな特徴として、「自分が優秀であることを自覚している」ことが挙げられます。

 

経歴から華々しいことが彼らの特徴であり、資格も多数持っていることは少なくありません。

 

自分を優秀に見せるすべを知っているがために、他人や周囲の環境にも同様の水準を求める傾向があります。

 

総じて理由を求め、打たれ弱い

2パターンの若者を見てきましたが、共通して言えることは

 

  • 働く理由を求める
  • 打たれ弱い

 

という2点です。

 

大半の仕事への意欲が高くない層は、「仕事の時間を取るからには自分にメリットがあるべき」と考え、また少子化や両親の共働きの増加を背景に怒られた経験が少なく「怒られることに免疫がない」と言えます。

 

一部の意識高い系の層については、「自分が成長できる仕事をしていきたい」と考えており、またその高いキャリア背景への自信からプライドが高く、指摘を素直に受け入れられないという面があります。

 

従って、意味付けときちんとした上で、プライドを傷付けない接し方をすることがポイントとなってきます。

 

  1. 作業の意味付けを説明する
  2. プライドを傷つけない
  3. 自分の非を認める

 

1.作業の意味付けを説明する

担当してもらうプロジェクトや、その中の細かいタスクについて、任せる背景をしっかりと伝えます。

 

 

指示を出す側としては、プロジェクト成功のために必要だということがわかっているため、当然に指示をしてしまうのですが、未熟な相手に依頼をする場合は、その前提が成立していないことがあります。

 

特にプロジェクト全体が俯瞰できていない立場の人に対しては、全体の状況や、その中で依頼する内容が重要であることを説明してあげるとよいでしょう。

 

なぜ今あなたがこの作業をするべきか、という点を説明してあげましょう。

 

2.プライドを傷付けない

 

 

プライドを傷つけないことも大事なポイントです。

 

人は自分の意見と反対のことを言う人に対して、当然敵意を持ちます。

それが自分に害があることであればなおさらです。

 

少なからず人は自分に自信を持っているため、その価値観まで深く干渉してはいけません。

 

指摘や依頼をするときには、相手の人格を尊重し、作業内容・修正内容については淡々と話すべきです。

 

3.自分の非を認める

 

実はここも大きな要素です。

 

指示や指摘は、部下に対し労力を割くことを依頼したり反省を促すものですが、その一方で自分は部下の意見を受け付けず「いいからやれ!」では、反対が起こるのも無理はありません。

 

「部下の意見を取り入れる」「部下の指摘で方針を修正する」ことは全く恥ではありません。それに抵抗があるようでは器が小さいヤツと思われてしまうでしょう。

 

上下関係を気にせずフラットに意見交換をし、仕事をリードするのがこれからの上司の役割となるでしょう。

 

時代によって上司の役割は変わる

その時代により、上司(マネジメント)の果たすべき役割は変遷します。

 

これからは少子化が進み、相対的に手を動かす「作業者」層の価値が上がるため、うまく作業者層の若者をコントロールすることがポイントとなってきます。

 

自分の行動を顧みながら、上手に仕事を進めていきましょう。