転職活動はバレる?秘密裏に進めるために気を付けたい10のポイント
バレかたいろいろ。注意しましょう。
転職活動を始めるとき、今勤めている会社にバレずに済ませたい、ということは多くの方が思うことではないでしょうか。
現職の人に知られてしまっては何を言われるかわからないですし、失敗したときに恥ずかしい思いをすることになります。
転職を始めると、自分でも気づかないうちに変化が出ているものです。会社の同僚には気づかれないよう、転職活動をするときに気を付けることをチェックしておきましょう。
【このページを読むメリット 】
- 転職活動がバレる理由がわかる
- こっそりと転職活動をする方法がわかる
それでは今回のコンテンツです。
転職活動がバレる理由を知ろう
今勤めている会社への恩もあり、説教をされる怖さもあり、なかなか現職にオープンにしながら転職活動をすることは難しいのではないでしょうか。
私も4回転職を経験していますが、いずれもごく親しい友人を除き、会社の人には相談しませんでした。
転職を止められると、少なからず自分の気持ちが揺らいでしまい、全力で面接を受ける妨げになるためです。
いっときの罪悪感で、人生を棒に振ってしまうことはありません。
今に別れを告げ、前を向いて進むため、転職活動がバレる理由と対策を見ていきましょう。
- 仕事のやる気がなくなる
- 仕事の文句が少なくなる
- 気が大きくなる
- スーツ・ネクタイを着用するようになる
- 退社時間が早くなる
- 体調不良・有給取得が多くなる
- 仕事がうまくいき始める
- 活動エリアが変わる
- 秘密の電話がかかってくる
- 人づてに伝わる
理由がわかれば対策もできる。
1.仕事のやる気がなくなる
次の会社に行くことを考え始めると、今やっている仕事のやる気がなくなってきます。
転職すれば当然今のノルマ達成率などは引き継がれないため、強く意識はしないとしても、どうでもよくなってしまうのです。
あくせく時間を惜しんで仕事をしていた人が、急にゆったりと仕事をし始めたら、不思議に思いますよね。
自分がそのようになってしまわないように、注意が必要です。
これまでと大きく行動パターンや成果が変わらないように、水準維持を意識することが大事です。
2.仕事の文句が少なくなる
前の項目と似ていますが、仕事に対して意見を持たなくなります。転職してしまえば、自分には関係ないことになるためです。
他人の担当している案件に対して、いつもあれこれ口出しをしてきた人が何も言わなくなったら、今の会社のことは諦めている可能性があります。
転職が成功する前から、「社外の人」になってしまうのはあるある。
3.気が大きくなる
早くも「社外の人」の気分になってしまうと、上司や同僚に対しても気が大きくなります。
これまで大人しく指示を聞いていた上司に対して言い返したり、緊張してうまく話ができなかった役員などとうまく話せたりすることもあるでしょう。
プラスの効果とも言えますが、周囲が違和感を感じることは避けられないかと思います。
変に転職後の世界をイメージせず、普段通りの振る舞いを心がけましょう。転職の成功はもう少し先です。
4.スーツ・ネクタイを着用するようになる
転職活動を始めると、面接やセミナーに向けて正装をするため、普段ラフな服装をしていた人は目立つことなります。
ネクタイ程度であれば、目的地の途中や面接地のお手洗いなどで身につけることができそうですが、スーツ(ジャケット)はそうもいきません。
分かりやすく服装でバレてしまうようなことがないよう、念のため気を付けておきましょう。
5.退社時間が早くなる
面接準備、セミナー、面接と転職活動には時間が必要になります。
場合によっては勤務時間後に面接に向かうようなこともあるでしょう。
転職活動をしている人は退社時間が早くなる傾向があります。
6.体調不良・有給取得が多くなる
前項に続き、転職活動に割く時間を捻出するために、今の仕事にかける時間を削ることが同僚にバレるきっかけとなることがあります。
転職を検討し始めたくらいのタイミングから、少しづつ有給を使うようにシフトしておきましょう。退勤時間も同様で、周囲に「あの人はあまり長時間会社にいない人だ」と思わせることで違和感を予防することができます。
行動が突然変わらなければOK。事前に慣らしておこう。
7.仕事がうまくいき始める
不思議なことに、転職活動を始めるとなぜか今の仕事の成果が出始めます。
前半に挙げた「今の仕事に興味がなくなる」という点が、リラックスして取り組めるという点でプラスになるのかもしれません。
私も含め、周囲の転職経験組ももれなく同じことを感じているようです。
こちらはマイナスではありませんが、意外と周囲に違和感を感じさせる原因にはなるかもしれませんね。
8.活動エリアが変わる
最後に、面接やセミナーなどの異動のため、活動エリアが変わるという点で、転職活動がバレる可能性があります。
普段見かけない場所、それも休日のオフィス街などで会社の人を見かけると「おっ」と思いますよね。
転職サービス系の会社は概ね同じようなエリアに事務所を構えており、頻繁に通っているようであれば、誰かに目撃される可能性があります。
簡単な用事はメールや電話で済ませ、目撃証言を出さないようにしましょう。
9.秘密の電話がかかってくる
「秘密の電話」はあるあるです。
面接結果の連絡や転職エージェントからの連絡は、18時以降など時間指定をできるものですが、仕事が忙しい場合は残業時間に入ったことに気付かず電話を受けてしまうことがあります。
「あ、すみません今仕事中なので。。」と電話を切るのですが、通話音量の設定が大きいと、相手の声で近くの人に聞こえてしまう可能性もあります。
今の仕事を続けながら転職活動をする人にとって、一番のリスクは予期せぬ情報漏れであるため、電話には気をつけましょう。
特に電話番号に転職エージェントの社名を登録していたりすると、傍に人がいるときに受電しただけで画面に表示が出てバレてしまいます。
やりとりはメールに限定、もしくは電話の前にショートメッセージ(SMS)を送ってもらうなど、対策を打っておきましょう。
10.人づてに伝わる
信頼できる人であったり、その場の盛り上がりで数人に転職活動をしていることを言ってしまうと、簡単に広まります。
一番シンプルで、一番対策が難しいのが口コミの輪ですが、とにかく成功するまでは誰にも言わないと心を強く持ちましょう。
対策を打ち、独力転職活動をすればバレにくい
これまで見てきた原因に対策を打てば、同僚にバレる可能性は多きく減らすことができます。
また、転職エージェントを利用する場合にはどうしても面談などが必要になるため、目立たずに転職活動をするためには求人サイトを利用する方が安全です。
リクナビNEXTは求人公開サイトであり、エージェントに合う必要はありません。
また、エージェント系の転職サービスでも、情報だけをもらうことは可能なため、登録しておいてもよいでしょう。