転職の面接が受からないときに見直すべきたった1つのこと
大事なことはただ1つ。内定をとれる準備のし方をご紹介。
書類選考が終わり、いざ面接。万全の準備をしたはずが、あまりうまく答えられなかった。。という経験をされている方、多いのではないでしょうか。
想定外の質問が来てよい回答が出なかったり、面接の緊張感のある中で、想定はしていたのにうまく話しができなかったなど、いろいろなシーンが想像できます。
面接は適切な準備さえできていれば、8割は終わったようなものです。
万全な面接準備をして、次の面接に臨みましょう。
筆者は4回の転職を経験していますが、20回以上面接を受けて落ちたのは1度。
その1回は 実務経験の不足が理由でお断りされたため、実質、準備不足で落ちたことはないと考えており、少しでも参考になれば幸いです。
【この記事を読むメリット 】
- 面接に自信を持って臨むことができるようになる
- 面接の準備の仕方がわかる
転職の面接が受からない理由
転職面接に受からないのは、「客観的には」内定を出せない状況であることが理由といえます。
面接官はただの1社員であるだけなので、特別あなたを気に入ったとしても、社内で権力を使って内定を出すことは難しいと考えられます。
企業が求めているスキルがなかったり、履歴書と言っていることが違ったりしたときには、いくら面接官ががんばって説明してくれても、面接は通過できません。
以下のような情報は合否の判断材料にはならないのです。
- 面接官の態度
- 面接官のテンション
これは「主観的」な要素であり、「客観的」な基準ではないためです。
同じように、面接に受かるためには、客観的であり誰が見てもに通過できると思えるだけの受け答えが必要なのです。
客観性がとても大事。これだけで内定が近づきます。
面接が受からない理由をなくす
では、客観的に、「誰が見ても合格になる面接」をするためのポイントを見ていきましょう。
- 転職する理由がある
- 「御社」を選ぶ理由がある
- 転職できるスキルがある
1.転職する理由がある
まずは転職をする理由です。誰が見ても、誰がきいても納得できる転職理由があることが大事です。
【理由は十分に理性的か】
- 上司と折り合いが合わなかった
- お客様から理不尽に怒られて嫌になった
このような理由では、「誰が聞いても納得」というレベルにはなっていません。
別の理由を探すか、上司が間違っていると証明できる理由やできごとを追加で説明するなど、あなたが正しいと思われるように話すことで説得力が増します。
面接に参加していない人も、面接のメモを見れば納得がいくようなストーリーを考えておけば、面接に受からないケースはぐっと少なくなるでしょう。
客観性の高いストーリーは最強の武器。
2.「御社」を選ぶ理由がある
転職の理由を見直した後は、志望動機です。
志望動機も十分に客観的に練っておくことで、面接の成功率を高めておくことができます。
ここでは2段階、「業界を選ぶ理由」と「業界の中でも御社を選ぶ理由」がそれぞれに必要になります。
自分の過去の経験や、持っている資格、自分のスタンスと社風の一致度など、いくつか相性がよいことを説明できるように準備をしておきましょう。
志望動機を話し終えたあと、「それなら当社じゃなくてもいいですよね?」と言われた経験があるのであれば、2段階目の「御社を選ぶ理由」の強化が必要とわかります。
友人や同僚などに、十分納得感のある説明ができているか、確認してもらうのもよい方法です。
志望動機にも客観性がないとアウトです。ご注意を。
3.転職できるスキルがある
ここまでくれば、あとは仕事をやっていけるか、という観点のみです。
1時間程度の面接では、実際にどのくらい仕事ができるのか、テストを実施することもできないため、説明のみで証明することになります。
武器となるのは、先ほども挙げたような情報です。
- 自分の過去の経験
- 保有資格
- 語学スキル
- 修士・博士など
上記はいずれも(嘘でなければ)具体的な話をもって能力を説明できるため、採用する企業側にとっても納得感があります。
「お客さんに褒められた」など曖昧なものではなく「顧客満足アンケートで1位だった」「サービスレベルについて社長賞をいただいた」など、事実を客観的に表現できるテーマを選びたいところです。
▽資格取得についてはこちら
やっぱり資格持ちは有利!高年収転職におすすめの価値のある資格とは
▽どの業界でも活躍できるスキルもアピールポイントです
ここまで徹底できれば面接は完璧です。
本当に能力が見合わなかったというケースでのみ、面接に受からない可能性はありますが、全力を尽くして結果を待ちましょう。
転職面接における客観視の重要さ
改めて、間違いなく客観性は大切です。
なぜなら、面接官は「自分と初めて会う他人」だからです。
自分の準備した面接用のストーリーは、今の職場の同僚や家族、彼氏・彼女には納得のいく回答でも、初対面のビジネスマンには理解できないことがあります。
自分のことを深く理解していない人達に向けて、説得力をもった説明ができるように、客観性を意識しながら準備を進めていくことで、万全の状態で面接に臨めるようになります。
ここまでできれば内定はもうすぐ!
転職面接が受からないときは客観性を疑う
面接官に話がうまく伝わらないときは、客観性があるかどうか、見直しをしてみるとよいかもしれません。
自分ではロジカルに、理論的に説明ができていると思っていることでも、初対面の面接官には「?」になっていたことが、受からない理由ということも考えられます。
ぜひ、説得力のある受け答えで内定を獲得しましょう!
▽具体的な面接対策ストーリーの作り方はこちら
転職理由と志望動機は同じでいい!違いをなくして内定を獲得する方法