内定がとれない時はライバルに勝つことを意識しよう-勝つための3ポイントとは?
転職をするときは、誰もが理想郷をイメージしながら活動を始めるもの。
- 今より仕事の負担が少なくて残業時間がコントロールできる
- 市場で価値のあるスキルが身につく
- 年収が上がる
- 両親や同級生に自慢できる
しかし現実は厳しく、書類落ちも何度も経験しながら、ようやくこぎつけた面接ではうまく話ができず。。あると思います。
今回は内定をもらいやすくするためのアイデアを公開していきたいと思います。
このようなお悩みを持っている方は参考にして頂けると幸いです。
- 書類選考が通過できない
- 面接は受けているが内定がもらえない
- 選考で落ちる理由がわからない
それでは今回のコンテンツです。
内定がとれない理由を知る
転職活動がうまく進まない場合、何か進まない理由があるものです。
その理由を考えて解消していくことが、面倒ですが一番の近道になります。
内定をとるためにライバルに勝つ
内定をとるためには、同じ企業に申し込みをしているライバルに勝つ必要があります。ここに焦点を当ててみましょう。
自分は内定をもらえていない状況でも、企業が募集をしているかぎりは内定が出ている人もいるはずです。
募集5名に対して20名が応募をしている場合、自分はTOP5に入る必要があるということです。
そのために最低でも他の応募者がやっていることはやった上で、自分の色を出していくやり戦略を立てましょう。
- 応募資料の自己PRは盛っていい
- 経験・スキルで差別化をはかる
- 直接企業宛てに応募する
1.応募資料の自己PRは盛っていい
応募書類を提出するとき、「あまりよく書きすぎると面接でボロが出るかもしれない」とブレーキをかけてしまっていないでしょうか。
日本人は控えめな特性もあり、あまりグイグイ行くのが得意でない方もいらっしゃるかと思います。
しかし、書類で落ちてしまっては何も始まりません。
少し成績を盛って書くくらいでもよいかと思いますし、何より本気のライバルは自分を大きく見せようとしてくる可能性が高いです。
自己PRを盛るとライバルに勝てる
筆者も転職活動の初めの頃は控えめな履歴書で提出し、なかなか書類の通過もできていませんでしたが、少し背伸びしたアピールをすることで次第に面接へ進めることが多くなりました。
姿は見えませんが、ライバルがいることも忘れずに、競争するつもりで挑戦することで内定が一歩近付きます。
ただしやりすぎると面接でバレでしまうのでほどほどに。。
2.経験・スキルで差別化をはかる
次は差別化です。
ライバルと同程度のスキルや経験だと評価された場合、希望年収の低いほう・年齢の若いほう・なんとなく印象の良かったほうなど、不利な条件で最終判断されてしまう可能性があります。いわゆるレッドオーシャン(競争が過酷で、勝った時の利益も少ない)状態です。
そこで、もっと重要な要素でライバルと差別化しておく必要があります。
求人情報を見ると「必須経験」や「なお可」条件などがリスト化されているのでわかりやすいですが、ライバルは「必須条件」は満たしていると考えたほうが良いです。
差別化で内定がとれない自分にさよなら
そのため、ライバルにはない、プラスアルファでアピールできるポイントを用意しておくとよいでしょう。
- 必須経験以上のことができる(なお可条件含む)
- 必須条件 + 別軸でこんなこともできる
前者はいちメンバーとして指示を受けながら動けることを期待されているところ、リーダー経験があり指示も出せるなど、上位互換の場合です。これはわかりやすくアピールできますね。
後者はプログラミングができるが実は営業の経験もある、という別の武器を組み合わせてアピールできる場合です。
この例ではエンジニアとしてだけでなくプリセールスという営業補佐もできることがアピールできるため、一度経験したくらいでも言ってみてよいと思います。
参考までに、筆者の場合はプレゼンスキル(1社目) × システム知識(2・3社目)でITコンサル(4社目)への転職ができました。
新卒から同じ会社に勤めていても、社内でいろいろな職種・経験ができると思いますので、複数の経験・スキルをセットにして魅力が増すものがないか、少し経験の棚卸をするとよいかもしれません。
100人に1人のスキルが3つあれば、100万人に1人の人材になる(100 × 100 × 100 = 100万)などのキャリア論を一時期よく耳にしましたが、同じ発想です。
ライバルに勝てば内定はとれる。相対評価に勝つこと。
3.直接企業宛てに応募する
応募の大半は転職エージェントまたは転職求人サイト経由になるかと思いますが、あえて直接企業人事宛てに応募することでライバルより選考が有利になる可能性があります。
人材業界という1つの業界が成り立っているほど、私たちは人材会社に頼っています。転職希望者のほとんどが一度はエージェントへの相談を悩み、インターネット上の求人情報サイトを見るでしょう。
また、そのまま登録をして企業に申し込む確率も多いと感じます。
転職先では「どこ経由で転職したか」が話題になるくらいですから。。
直接応募するメリット
そのため、直接企業人事宛てに応募が行けば相応のインパクトがあります。
志望度合いを高く見せられ、企業の印象が強くなるというのがメリットの1点目。
そしてもう1点メリットがあり、それは募集企業が人材会社への手数料を払わなくてよいという点です。
一般的に、大手人材会社は転職者の想定年収の30%~40%くらいを手数料として募集企業から受けとっているようです。
つまり、500万の内定が出るとした場合、募集企業側は150万~200万円を余計に費用として支払う必要があるということになります。それが直接応募であれば0円になるので、大きく選考に影響すると思いませんか?
リッチな企業であったり、余程優秀な転職希望者ということであれば、渋らず手数料も払うかもしれませんが、安ければ安いほうがいいというのが実態ではないでしょうか。
転職サイトが圧倒的に多数派
とはいえ、それだけ転職サイトの利用者が多く、便利に感じている人が多いのも事実。
転職をスムーズに進めるうえで、間違いなく便利なツールです。
企業を見つけるまでは人材サービスに頼り、応募は自分で、というやり方もありかもしれません。
▽結局求人サイトはどれがいいの?
自分が苦戦している中でも内定を得ている人がいる
企業側にも採用計画があるため、自分が内定を得ていなくても誰かが内定をもらっているはずです。
その人と自分の差は何なのか、考えてみることで内定は近づいてくるのではないでしょうか。
- 内定をもらっている転職希望者は必ずいる。自分に足りないものをイメージする
- ライバルがやっていることは最低限自分でもやっておくべき
- 自分だけの売りを作ることでブルーオーシャン状態を目指す
それでも内定が出ない場合は、少し理想が高いのかもしれません。
もう一度志望する企業の条件を見直してみましょう。
▽企業選びの軸を知りたい