その転職に哲学はあるか!?戦略的なキャリア形成で人生を変える
転職の哲学とは?
転職のきっかけは人それぞれ。
今の仕事がいやで辞めたい!という人から、やりたいことが見つかった!と意気込んで次の会社に乗り込む人まで様々かと思います。
1回の転職で見ると、想いはどちらでも結果は変わらないかもしれません。
しかし、長期的に見るとその行く末は大きく異なるものになります。
4回の転職を経験し、ハウスメーカーの住宅営業から外資系事業コンサルタントに就いた中で学び・意識した転職の哲学をご紹介します。
今回のコンテンツです。
戦略的なキャリア哲学が人生を変える
転職はだんだんと広く受け入れられ始め、転職を経験したことのある人・転職を検討している人の比率は高くなってきています。
終身雇用が維持できなくなっている・年金が先細りになっているなどのニュースからも、今の会社に心配になった人達が会社の外に目を向け始めたことが背景にあります。
そんな転職が身近になった社会では、2-3回、さらにそれ以上の回数転職を繰り返す人も珍しくなくなってきます。
そのような「転職社会」が到来したとき、大切になってくるものがあります。
戦略的なキャリア哲学です。
「戦略的」とは
「戦略的」という言葉には2つの意味があります。
- 計画的に
- 組み立てる
それぞれ見ていきましょう。
1.計画的に
転職を計画的に行うことはとても重要です。
- 上司に怒られた!
- 顧客が理不尽なことを言ってくる!
- 仕事量が異常だ!
このような一時的な負の感情で転職に臨んでしまうと、転職先の企業のことをあまりきちんと調べずに転職をしてしまう事が多く、だんだんと将来選べる道が少なくなってきます。
銀行で営業担当
↓
電機メーカーで商品企画
↓
アパレルメーカーで店長
このようなキャリアでは、次の転職で「私はXXができます」と言えるスキルや経験もなく、選べる会社はランクが下の収入や待遇が悪くなってしまうものだけになるでしょう。
システムエンジニア
↓
システム企画
↓
システムコンサルタント
このように、同じ領域を担当しながら立場を変えるなど、確実にキャリアアップできるような計画性を持つことが大事です。
2.組み立てる
今ではメジャーな考え方になっていますが、複数のスキル・経験を組み合わせて独自の強みを持つキャリア形成の考え方です。
セールスパーソンの経験 × システム開発の経験 = プリセールス
相性のよいスキルが2-3個あると、そこに1ランク上のスキルが生まれます。
転職を経験していない、決まった仕事だけを経験している人には持ちえないスキルを身につけられることは、転職をした人だけの強みになります。
この転職経験者が有利になる強みをしっかりと発揮するため、組み合わせのよいスキルを把握しておくことがポイントです。
カジュアルな例としては、戦士と魔法使いを経験して、魔法戦士になるようなイメージです。これが魔法使いと盗賊では相乗効果はないように思えます。
キャリアの組み立てを意識して、より存在感を出せるキャリアを組み立てましょう。
転職の哲学は豊かな人生に欠かせない
行き当たりばったりに転職を繰り返すと、すべてが中途半端になりキャリアがボロボロに。一方、哲学をもって戦略的に転職を重ねていくと、キャリアはより濃くなっていきます。
幅広な経験
スキルの組み合わせによる特殊能力
多様な人とのコラボレーション
繰り返しになりますが、転職の成否は「哲学」で決まります。
ぜひ自分なりの哲学をもって転職に臨みましょう。
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